当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ黄斑前膜 患者さん手術体験談(他院)3
拝啓鄭先生におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平成28年3月29日、鄭先生に「右眼」『黄斑前膜』の日帰り手術を行っていただいた、Oと申します。その節はひとかたならぬお世話になり心から御礼を申し上げます。 地元に戻り市内の病院ヘの通院となり5ヶ月が経過しまし
黄斑上膜という病気
宮の前眼科で水曜日担当の草場喜一郎です。先週は涼しく過ごしやすい日々でしたが、また暑くなってきました。暑い日や涼しい日もあり、体調管理にはお気をつけ下さい。今日は、私の専門分野の一つである、黄斑上膜についてお話しさせていただきます。 ・黄斑上膜とは目には、カメラのフィルムにあたる
白内障の手術を受ける時期について
夏休みにダン・ブラウン著のロスト シンボルという長編サスペンスを読みました。フリーメーソンのことなど、なかなか興味深かったのですが、その中の登場人物として、高齢の老司祭が(かなり脇役ですが)描かれています。白内障のために視力が衰えているけれども、触覚が発達している風格のある人物と
眼瞼下垂
今日は眼瞼手術の説明でも触れた「眼瞼下垂」の手術を少し掘り下げてお話したいと思います。眼瞼下垂とは文字通り眼瞼(まぶた)が下垂(下がる)する病気で、手術ではこの下垂を治すことになります。実は眼瞼下垂の手術は眼科以外にも美容外科、形成外科でも行っている手術です。手術の方法は基本的に
糖尿病網膜症 再出血 患者さん手術体験談(他院)2
鄭先生 ご無沙汰しております。6月に友人の両目を手術していただきましたMです。早いものであれからもう2ヶ月が経ちました。私の友人は、糖尿病による網膜剥離に対して大学病院で2月と5月に左目2回右目1回、計3回の硝子体手術を受けました。手術後も出血してしまい見えない状態が続いていたの
外来診察日の変更について
10月の野宗医師担当日は、7日(金)、28日(金) です。21日→28日に変更となっております。 10月の前沢医師担当日は14日の予定でしたが、学会御出席のため休診となります。大変御迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
涙について
黒目の表面は、適度に潤っていないとトラブルがおきます。適度というのが味噌です。多すぎると外にあふれ、まぶたが荒れたり、涙の塩分でアレルギー性の結膜炎のような症状~かゆくなったり、充血したり、めやにがでたり~が出てくることがあります。また逆に少なすぎると、黒目の表面が栄養不足で、ザ
斜視手術について
斜視手術は、眼位(黒目の位置)を矯正する手術です。眼球に付着している外眼筋を、いったん切り離してから、後ろに縫い付けてその作用を緩めるか、反対に前に移動してその作用を強めるのです。手術前の検査で十分に眼位を測定しますが、矯正手術ですのでどうしてもわずかに誤差が出ます。といってもこ
涙道手術について
【流涙症(なみだ目)について】涙が吸収されずにあふれ出しますので、常に涙っぽい感じや、泣いてもいないのに涙があふれてきたりします。涙が停滞することにより目やにが増えたり、涙っぽいことより、見にくくなる場合があります。その原因の一つに涙道閉塞症があります。涙道閉塞症がひどい場合は、
学童期の近視について
そろそろ夏休みですね。当院の外来にも、午前中に子供たちの姿がみえる季節になって来ました。夏休みは、学校から勧告書がでたお子さんが、視力検査に来られることも多いのですが、アジア人は、近視率も高く、ある意味メガネをかけることさえいとわなければ、病気という考えは持たないのが、普通かもし