
今更ですが、デンタルフロスは苦手意識があって、歯間ブラシしか使っていませんでしたが、娘が棒のついたデンタルフロスは使いやすいよ と教えてくれましたので、試しに使ってみました。
その結果思った以上に使いやすいですし、歯医者さんで買う歯間ブラシは、1週間ほど使う仕様なので、フロスの方が清潔だと思い、最近はもっぱらデンタルフロスを使っています。
歯の健康には、わりと若い時から気を使ってきましたが、糸巻フロスは面倒そうだし、棒付きフロスは何となくあのようなものを口に入れるのは、下手したら痛そうと思い、敬遠していました。
歯間ブラシと違って、立ったまま適当に というわけにはいかないので、洗面所ではなく、暖かな部屋で手鏡をもって、じっくりフロスを使う というのは、楽しいとは言いませんが、体のメンテをしている感があって、毎日の夜の日課になってきました。
もともと、歯が弱くて?歯医者さん通いを余儀なくされていた母が、子供のころから歯を大切にするようにと口うるさく言っていたので、3か月に一度は歯医者さんの点検を受けていました。
そのおかげで、今のところ大した異常はなく、フロスを使ったからと言って、何も変わっていません。
詳細は忘れてしまいましたが、デンタルフロスを使用する人は、使わない人に比べ、口腔内の衛生が良いということのみならず、脳梗塞リスクも有意に低いという記事を読みました。
これは米国の学会発表の記事だそうで、わざわざ査読を受けて、医学誌に投稿されまでは、予備的なものとの記載がありましたので、まだ確定前という情報ですが、口内衛生と炎症の話はかなり以前からもはや常識となっていたように思います。
脳梗塞になる病因もいろいろありますが、心臓病にまつわる脳梗塞が特に低下する と書いてありました。
デンタルフロスを使うことで、口内の衛生状態が良くなり、炎症が減り、歯周病も軽減することが、脳梗塞リスクを下げる。
そもそも炎症を起こすことが、老化を進行させる という説はよく聞きます。
であればこんな簡単なことで、脳梗塞を予防できるのであれば、フロスを使ってみてはいかがでしょうか。
記事にも、歯科治療は高くつくけれど、デンタルフロスはどこでも安く手に入るので、健康的な習慣としてはいいでしょう といった米国の先生のコメントがありました。
日本でもこじらせると、歯科治療費は高くつくこともあるでしょうから、フロスでの予防はいいと思います。