宮の前眼科は伊丹の眼科で、日帰り白内障手術 硝子体手術 斜視・涙道手術を施行しております。
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医療法人財団ベタニア会
宮の前眼科 理事長
山本 洋子
医療法人社団 ベタニア会 宮の前眼科 理事長 山本 洋子 と申します。ベタニア会宮の前眼科が目指している『愛ある高度医療と寄り添う医療』についてご説明いたします。
医療法人名のベタニアは、新約聖書に登場する ベタニアのマリア に由来します。キリスト教における『愛』とは、神が与える無償の愛と人間が実践する隣人愛を意味する普遍的なものであり、クリスチャンである私にとって特別な道標です。
愛が普遍的なものであるのに対し、医療分野は日進月歩ですが、眼科の医療現場の進歩は特に目覚しいものがあります。そのような現状で高度医療を行うためには、診療所の一人の医師の力だけでは難しく、医療スタッフ数や医療器械に恵まれた大学病院、総合病院にお任せしなくてはならない場合もあります。
しかし、医療器械が広く普及しつつある現代は、エキスパートの医師の協力を得られることができれば、通い慣れた医院で、治療を行うことが可能な時代です。
平成10年、山本眼科として伊丹市昆陽で診療所を開業して以来、数多くの患者さんにご来院いただき、平成24年、宮の前に拡張移転致しました。移転を機に大量の医療器械を導入すると共に、かねてからの願いであった、『愛ある高度医療』の実践を模索してきました。移転から4年が経った現在、この理念に共鳴してくれた、専門分野に卓越した医師たちが集いつつあり、現在眼科専門医5名・麻酔科標榜医1名が勤務しています。患者さんの希望があれば、当院で全力をあげ、院内で治療を完結できる体制を整えることができました。以下に、それぞれの先生方の、専門分野等を御紹介します。ぜひご参照ください。
病気には、治せる病気と治らない病気があります。治せる病気については、上述しましたように、他院紹介も含め、当院でできることに、全力をあげて取り組みます。一方どうしても治らない病気も存在します。そのような治せない病気を抱える人に対し、医療従事者は何ができるでしょうか。有効な治療法を見出せない場合は、医療の限界を説明して、理解してもらい、現状を受け入れ、新たな一歩を踏み出してもらいたいと考えて、ある意味「諦める」ことを勧める場合もあるでしょう。
共に苦しみ、共に悲しむ、それだけしかできることはないように思える場合さえ存在するでしょう。
しかし、どうしようもないのだから来ても仕方がない、などという心ない言動や態度は決して許されません。
治せない病気を抱える人に対して、私たちができることは、「最後までとなりにいて、気持ちに寄り添うこと」、すなわち『寄り添う医療』であると、宮の前眼科のスタッフたちは考えています。
日々、このような思いで診療にあたります。
よろしければ、いつでもいらして下さい。
理事長 山本 洋子