糖尿病網膜症の疫学 1
水曜日担当の草場です。4月を目前にして、暖かく天気の良い日が増えてきました。ただ、花粉も飛び始め、診療していると花粉症によるアレルギー性結膜炎の患者様が非常に多いです。我慢せずに受診してくださいね。今日は糖尿病と糖尿病網膜症についてのお話しをさせていただきます。糖尿病網膜症は、以
ドライアイ診断基準が改訂されました
水曜日担当の草場です。2016年に10年ぶりにドライアイの定義・診断基準の見直し、改訂が以下ののように行われました。・ドライアイの定義(2016 年,ドライアイ研究会)ドライアイは、様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴う
ブルーライトについて part1
水曜日担当の草場です。最近ブルーライトについてよく耳にします。ブルーライトとは文字通り目に見える光線の青い部分です。これを感じる部分が目の網膜と呼ばれる神経細胞にあることやLED照明の普及により、注目を浴びることになりました。 ブルーライトが身体に及ぼす影響ですが、サーカディアン
スマートフォンと視力について
水曜日担当の草場です。 今日はスマートフォンやゲームと視力についてお話ししたいと思います。スマートフォンが老若男女問わず普及してとどまるところをしらない勢いです。 また、携帯用のゲームが普及して、特に小さいお子様をお持ちの親御様は「子供の視力が悪くならないか?」と心配だと思います
霰粒腫について
こんにちは。水曜日担当の草場です。今日は霰粒腫についてお話しします。霰粒腫は感染が原因となる麦粒腫とは違い、非感染性の炎症でまぶたが腫れる病気です。思春期から中年にかけて広くかかる病気で、症状は痛みはないですが、まぶたにしこりのようなものを感じます。霰粒腫の経過中に感染を起こして
麦粒腫について
こんにちは。水曜日担当の草場です。寒波に見舞われ、雪もちらつき寒さも厳しくなってきました。皆さま体調管理にはお気をつけください。今日は、麦粒腫という病気の説明させていただきます。麦粒腫はまぶた(眼瞼)の分泌腺に感染が起きて炎症で、まぶたが腫れる病気です。患者様は「めばちこ」とも言
最近多いドライアイのタイプ
水曜日担当の草場です。ドライアイのいろいろなお話ししてきましたが、今回はBUT短縮型ドライアイについてお話しします。このドライアイは角膜などに傷が少ないわりに、ごろごろする、乾く、痛い、見にくいなどいろいろな症状が強くでるタイプのドライアイです。 このタイプのドライアイはいままで
あけましておめでとうございます
水曜日担当の草場喜一郎です。1月も10日を過ぎご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたいます。 昨年は白内障手術、眼瞼の手術、涙道の手術など治療行ってきました。また、ドライアイの患者様にいろいろな点眼を試していただいたり、患者様が満足できる治療
まぶたのアンチエイジング2
水曜日担当の草場です。年末を迎え皆さまもお忙しくされていると思います。 前回、まぶたの年齢による変化についてお話しさせていただきました。今回は、その対策や治療方法についてお話しします。 1. しみ、しわ加齢による変化で難しいところもありますが、紫外線によるしわ・しみも原因ですので
まぶたのアンチエイジング1
水曜日担当の草場です。年末差し迫り皆さまお忙しい日々をお過ごしだと思います。今日はまぶたのアンチエイジングについてお話しさせていただきます。 年をとるとまぶた(瞼)がどうなるかいうと皆さん何を思いうかべますか?おそらく、しわやしみなどを思い浮かべられると思います。これは外見で変化