兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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糖尿病網膜症の疫学 1 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

糖尿病網膜症の疫学 1

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2017/03/22担当:草場 喜一郎
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水曜日担当の草場です。

4月を目前にして、暖かく天気の良い日が増えてきました。ただ、花粉も飛び始め、診療していると花粉症によるアレルギー性結膜炎の患者様が非常に多いです。我慢せずに受診してくださいね。

今日は糖尿病と糖尿病網膜症についてのお話しをさせていただきます。

糖尿病網膜症は、以前日本における視覚障害原因の1位でしたが、現在は緑内障にに次いで2位になりました。これは、OCTなどの診断技術の、硝子体手術の進化や抗VEGF薬など治療法の進歩により糖尿病網膜症による重度の視力障害に大きく貢献していると推察されます。

一方、糖尿病の有病率に目を向けてみましょう。2000年には4.6%だったのが2015年には8.8%と爆発的に増加しています。2012年には日本に約950万人いると推測され、今後増加するとよそうされています。

このような、状況の変化におきて糖尿病診療において失明を免れるために眼科的治療に加え、より良好な視力を維持するために、網膜症を発症させない、さたに進行させない治療の重要性が増しています。

次回は糖尿病網膜症の疫学や糖尿病の危険因子についてお話しさせていただきます。