
医局から、上記のレポートがメール添付のファイルで送られてきました。
いままでの紙ベースで送られてくるものであれば、見ることなく葬り去られていたのですが、ちょっと開けてみると最近の取組や新しい研究成果なども簡潔にまとめられていて、結構面白いものであることが分かりました。
今日はその中でも、わかりやすい、年間手術件数や外来患者数 というのに着目してみました。
外来患者数は、初診3370人 再診 53006人
眼科手術件数はトータル3884件
その中で、白内障手術は2134件
網膜硝子体手術は529件 そのうち硝子体切除術576件 強膜バックリング 16件となっています。
その昔網膜剥離手術といえば、バックリング手術だったので、年間たった16件というのには改めて、時代の変化を感じます。手術のための医療器械も進歩してきました。
緑内障手術は608件 繊維柱体切除術は212件と約1/3で、デバイスを使うドレーン手術は224件とほぼ同じ件数なので、やはりそうかという気がしました。
その他の手術は割愛しますが、この件数を見て多いと思うか少ないと思うかは、人それぞれでしょうが、やはり白内障手術はかなり身近なものとなり、クリニックで受ける患者さんが増加している気がします。
昨年1年間の当院での白内障手術件数は326件。トータル受診患者さんの約2.5% 慶応の場合は約4%ですが、おそらくほぼ全員が紹介患者さんだと思われます。
当院で手術を受けて頂いた患者さんは、ほとんど全員が当院を受診して、自分の眼でクリニックを確かめて、決断して受けてもらった方です。
そういう意味では、慶応大学程のネームバリューが無くても、信頼して受けてもらえるまでになったことを、本当に嬉しく、そして鄭先生にも感謝しています。