水曜日担当の草場です。年末差し迫り皆さまお忙しい日々をお過ごしだと思います。
今日はまぶたのアンチエイジングについてお話しさせていただきます。
年をとるとまぶた(瞼)がどうなるかいうと皆さん何を思いうかべますか?
おそらく、しわやしみなどを思い浮かべられると思います。これは外見で変化するもので、皆さん気にされると思います。
眼瞼下垂(まぶたが下がる)や眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚がだぶつく)は見ためで気にされて受診される方もいますが、上のほうが見にくいなど訴えられて受診される方もいます。
では、まぶたが年齢かさねるとどうなるでしょうか?
1. しみ、しわ
まぶたの表面は皮膚であり、皮膚の老化には加齢によるものと紫外線の影響が考えれてます。加齢や紫外線の影響で皮膚は薄くなり、これが原因でしわができます。しみは、加齢より紫外線の影響が多いと考えれてます。
2. 上まぶたの皮膚弛緩
上まぶたに脂肪が多いと皮膚がだぶつき、眼瞼皮膚弛緩になり、だぶついた皮膚がひさしのようになり、上が見にくくなります。
3.眼瞼下垂
これはまぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋の腱膜のくっつくところが弱まることでおこります。まぶた自体が下がるので、上が見にくくなります。
4. 目のくぼみ
眼の回りの脂肪がすくなると上まぶたがくぼんだようにみえます。また脂肪が少なること
だけではく、皮膚と同じように皮膚の下の組織の接着が悪くなり、症状が強まります。
5.まゆげが上げる
眼瞼皮膚弛緩や眼瞼下垂があるとまぶたを持ち上げるために、代わりにまゆげを持ち上げる作用が働きます。
6.さかまつげ
下まぶたを引っ張る筋肉の腱膜のくっつくところが弱まり、また下まぶた全体の緩むこと
で起こります。
7.したまぶたの目袋
脂肪を押さえている組織が薄くなると脂肪がでて、したまぶたが目袋をよばれるふっくらとした膨らみがみられるようになります。
次回は、治療法について、お話しさせていただきます。