水曜日担当の草場です。
ドライアイのいろいろなお話ししてきましたが、今回はBUT短縮型ドライアイについて
お話しします。
このドライアイは角膜などに傷が少ないわりに、ごろごろする、乾く、痛い、見にくいなど
いろいろな症状が強くでるタイプのドライアイです。
このタイプのドライアイはいままで、治療法が確立されておらず、対応が難しいでした。
ジクアス点眼液、ムコスタ点眼液など新しい点眼薬の登場により、涙の安定性の重要性が
高まり、大きな注目を浴びるようになりました。さらにこのドライアイのタイプは従来の涙の少ないドライ
アイの患者様より圧倒的に多いことがわかりました。このタイプのドライアイ患者様にはコンピューター
やスマートフォンを多用することに関係があると言われてます。
このタイプのドライアイは涙液安定性が改善するジクアス点眼液、ムコスタ点眼液が有効なことが多いですが、まだ不明な点が多いようです。
ごろごろする、乾く、痛い、見にくいなどの症状があれば受診して、ご相談ください。