当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ糖尿病網膜症について
こんにちは。水曜日担当の草場喜一郎です。昼間は暑いですが、朝夕涼しくなり、すっかり秋めいてきました。この2日間はぐずついた天気で、この台風がやってきますが、そのあとは秋晴れがやってくることを期待してます。皆さまも体調を十分お気をつけください。今日は、糖尿病網膜症という病気の説明を
眼底検査について
眼科では、かなり頻繁に眼底検査をします。結膜炎やものもらいで眼底検査をすることはありませんが、視力が下がる、飛蚊症が気になる等もう少し詳しく診てみようという時に、必要な検査です。字のごとく、目の底つまり、一番奥まったところにある、網膜 硝子体をよく見るための検査ですが、白内障や緑
さかまつげ part1
今日は「さかまつげ(逆睫毛)」について詳しく解説します。逆睫毛とは、通常外側に向くはずの睫毛が内側に向いてしまうことで眼球に睫毛が接触してしまう病気です。人によって症状は様々ですが、チクチク痛い、目がコロコロする、眼脂や涙が出る、見えにくい、まぶしいなど、様々な症状を引き起こしま
網膜中心静脈閉塞症 硝子体出血 患者さん手術体験談(他院)1
鄭先生の手術により、この度視力を回復することができ、感謝の念に堪えません。 私は、白内障の手術後に3か月毎に通院していた総合病院の眼科で、7年ほど前に網膜中心静脈閉塞症と診断されました。アバスチン注射(2回)と投薬により、網膜浮腫の症状は落ち着いたものの、2年ほど前から視力が著
黄斑円孔という病気について
皆さま、こんにちは。水曜日担当の草場喜一郎です。9月に入りまだまだ暑い日が続きます。寒暖の差もあり、体調管理にはお気をつけください。 今日は黄斑円孔とういう病気についてお話しさせていただきます。・黄斑円孔とは?目には、カメラのフィルムにあたる部分が目の底(眼底)にありま
老眼について
近くを見る時、ピントを合わせるのに時間がかかる、いつもより離さないと見にくい、明るいところだと気付かないけど、暗めのお部屋だと読みにくいというのは、老眼の始まりかもしれません。誰にでもおきる、加齢現象ですから、病気とは言えませんが、少し気になるという方も多くいらっしゃることと思い
点眼薬の正しい使い方
患者様からしばしば点眼薬についての質問をお受けします。そこで正しい点眼薬の使い方について、Q&Aでまとめてみました。 Q 点眼薬って何滴入れたらいいのですか?A 基本的には1滴入れば大丈夫です。目はまぶたに 囲まれており、その部分を結膜嚢と呼びます。 点眼するとこの結膜嚢に点
黄斑前膜 患者さん手術体験談(他院)3
拝啓鄭先生におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平成28年3月29日、鄭先生に「右眼」『黄斑前膜』の日帰り手術を行っていただいた、Oと申します。その節はひとかたならぬお世話になり心から御礼を申し上げます。 地元に戻り市内の病院ヘの通院となり5ヶ月が経過しまし
黄斑上膜という病気
宮の前眼科で水曜日担当の草場喜一郎です。先週は涼しく過ごしやすい日々でしたが、また暑くなってきました。暑い日や涼しい日もあり、体調管理にはお気をつけ下さい。今日は、私の専門分野の一つである、黄斑上膜についてお話しさせていただきます。 ・黄斑上膜とは目には、カメラのフィルムにあたる
白内障の手術を受ける時期について
夏休みにダン・ブラウン著のロスト シンボルという長編サスペンスを読みました。フリーメーソンのことなど、なかなか興味深かったのですが、その中の登場人物として、高齢の老司祭が(かなり脇役ですが)描かれています。白内障のために視力が衰えているけれども、触覚が発達している風格のある人物と