水曜日担当の草場です。今週末、夜間の冷え込みは厳しいですが、昼間な暖かく過ごしやすかったですね。
今日はドライアイの治療についてお話ししたいと思います。
前回、涙の水分、油分、ムチンという涙の安定させる物質、黒目(角膜)と白目(結膜)のケーキのような層別に診断し治療をする考え方がでてきたことをお話ししました。
その悪くなっている部分を治療する方法がでてきました。以前は涙が足りない方に人工涙液をさしていただいたり、涙の出口をふさぐ治療(涙点プラグなど)、涙の蒸発を防ぐためにヒアルロン酸の点眼することが多いでした。
最近は先ほどお話ししたムチンという物質を補う点眼が発売されて、治療の選択がでてきました。
また、ドライアイに白目(結膜)が年齢によって、たるむことによって、乾燥したり、逆に涙が出て目の表面に涙が少なることで、ドライアイになることもあります。また、白目(結膜)のたるみによるこすれも、ドライアイの原因のなってきてます。
次回は、ドライアイの点眼についてお話ししたいと思います。