当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ白内障手術ー加齢黄斑変性症と白内障の進行
先日ご家族とともに、白内障手術を希望してご高齢の患者さんが来院されました。初診の方です。 ご高齢とはいえ、単に視力が低下しているというよりは、かなり前から見え方はぼんやりしていたが、この3か月ほど前から見え方がおかしくなって困っているので、白内障手術を希望する とはっきりご自分で
85歳以上で身体活動量が多い人の食習慣-慶応大スポーツ医学研究センター報告
85歳以上の日本人500人以上を対象に、食事の傾向や身体活動量を調査した結果の報告が7/17のNeutrientsに、掲載されました。 今回の研究テーマは、85歳以上の高齢者の食習慣の特徴を探り、身体活動量と関連のある食事パターンを特定することが狙いだったそうです。 慶応病院から
白内障手術-多焦点レンズが向いている人
当院の場合、多焦点レンズを選択する方は、ほぼ最初から自分で希望して来院されるので、積極的にこちらから多焦点レンズを推奨することは少ないです。 ただ手術後にそのような人工レンズの存在を知らなかったということにならない為に、そういうレンズもあります ということは伝えます。 外来時間中
スペシャリスト
先週は、眼科以外のスペシャリストに会う機会がありました。 スペシャリストになるというのは、何時間でも没頭できる好きなことを見つけることができた幸せな人であれば、簡単なことかもしれません。 努力が必要なのではなく、呼吸をするようにそのテーマに取り組んでいたら、知見が蓄積し誰よりも詳
超高齢者の白内障手術
まず定義として、超高齢者とは何歳以上を指すのかということですが、一般的には、後期高齢者に当たる85歳以上を指します。 しかし私の感覚では、2017年の日本老年学会 老年医学会の提言による90歳以上の方が、外来患者さんと接していて、しっくりきます。 先の提言によると、65~74歳を
今冬はインフルエンザ流行?
呼吸器内科の倉原先生のブログを時々拝見しているのですが、今年のインフルエンザ流行について言及されていたので、ご紹介します。 このところ毎年、インフルエンザと新型コロナの同時流行を懸念されながらも、流行しないということが続いていたが、今年こそ流行するかもしれない。 ウイルス干渉(同
親友との再会そして快気祝い
このお休み中に、中高時代の友人とコロナ禍以来何年ぶりだろう ともかくとても久しぶりに会食しました。 ホテルの最上階のイタリアン。 右手に見えるのは国会議事堂 真正面に東京タワー。 二人横並びのラブシート。 積もる話があるのですが、まずは最近彼女が受けた大手術がとても上首尾に終わり
秋の味覚 果物編
今年の果物は、ことのほか美味しい気がします。 じゃらんが、秋の果物の人気ランキングを掲載していました。 それによりますと、1位 梨 2位 ブドウ 3位 栗 4位 柿 5位 ミカン 栗が3位に入っているのと、モモが無いのがちょっと意外ですが、まあ妥当な結果ですね。 ただお菓
秋の花粉症 2022
例年春の花粉症については、国を挙げての話題になりますが、秋の花粉症の増加率の方が多いような気がします。 もちろん全体数としては、春の方が多いですが、通年及び秋の季節性のアレルギーの患者さんが増えていると思います。 秋だけという方は少なく、今までは春だけだったのに ということもよく
白内障手術ー多焦点眼内レンズが向かない人とは
多焦点眼内レンズを選択する一番のメリットは、白内障術後なるべく眼鏡を使用せずに日常生活が送れる という点です。 日常生活というのは、テレビを見たり 新聞を読んだり スマホを見たり お買い物に行ったりといったことです。 ですから、とても細かな細工をする職人さんや、長距離運転をする仕