当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ白内障手術-神秘的な水晶体
今日は手術話というより、水晶体について書きたいと思います。 水晶体というと、赤ちゃんの時は無色透明と思われるでしょうが、本当は新生児の時からごく薄く黄色く着色しています。 有害な紫外線カットのための神様からの贈り物。というわけでもないでしょうが、無色でないことは本当です。 水晶体
降圧治療の是非
高血圧は生活習慣病の中では最も多く、手術前の服薬履歴をお聞きすると降圧剤を飲んている方はとても多いです。 眼科においても、眼底出血の引き金になったり、高血圧網膜症といって網膜自体に出血や白斑がでてきたりむくみがでてきて、高血圧が網膜を傷めることは確かです。 ただ一昔前と異なり内服
白内障手術について-多焦点レンズを使った選定療養
白内障手術を施行するにあたって、ほとんどの方が眼内レンズを挿入することになります。 その際、おおざっぱに単焦点レンズと多焦点レンズがありますが、今年の3月までは、多焦点レンズは白内障の手術代も含め、健康保険の対象から外れていました。 そのため、高額な費用負担があり、それほど一般的
年末年始の休診について
12/27(日)~1/3(日) 年末年始のお休みとなります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
近視の進行に関する疫学
日本の眼科という、日本眼科医会が発行する会員向けの月刊誌がありますが、そこで特集されていた内容をかいつまんでお伝えしようと思います。 近視人口の多い東アジアのみならず、欧米における近視についても言及されていました。筆者は、川崎医大の長谷部 聡先生。 その前に、近視の程度についての
ビーフストロガノフ
ストレスがたまった時にすることは決めています。 私の場合は、料理をすること。 実益もあるし、何より家の中においしい香りが充満して、満足の予感を先取りできる。 この表現は、ちょっと変ですが軽く説明すると、共働きだった我が家の子供たちは、公立保育園育ち。 そして、閉園間際にいつも滑り
緑内障早期発見に有用-ネットで自分でできる簡易検査
長らく緑内障で通院されていた患者さんが、転勤で遠方に行かれることになりました。 御家族が伊丹に残られるので、帰るたびに来院されることも考えておられましたが、例えば年末年始のご自分の休暇と、当院の休暇は大体一致してしまいます。 現状、一本の点眼だけで視野も眼圧もとても良いコントロー
早起きは三文の得(徳)
今朝は久しぶりにお寝坊をしました。 最近は日の出が遅くなっているので、朝カーテンを開けるとまだ暗いのですが、今朝はもうすっかり明るくなっていて、ちょっと損した気分。 一日のうちでも、多くの人が寝静まっている早朝が私のゴールデンタイムです。 あまり夏冬関係なく、朝の5時には活動を開
インフルエンザ2020流行の考察
インフルエンザ罹患者数は、全国の約5000の定点医療機関から報告される人数が公表され、例年第36週(8/31~9/6)ごろから開幕となります。 今年は、現在までのところ全国的に静かで、第36週から40週まで0人と報告されています。 ただ、兵庫県医師会からは、毎週週報が医療機関に届
白内障手術について-手術室の温度について
最近の気温は、日によってだいぶ違いますので、外来に来られる患者さんの服装もかなり厚手の方や、Tシャツ1枚の方など、様々です。 院内は、エアコンで室温管理をしていますが、手術室内の温度は術者の希望優先ですので、鄭先生はやや高め 野宗先生はやや低めといった感じです。 極端に寒がり 暑