気をつけよう!子供の近視
最近の子供の近視の話題が多いですが、アジア圏での近視率が高いこと 以前のようにただの近視とあまり楽観していてはいけないことがわかってきたため、眼科医はじめ国を挙げて近視その中でも、強度近視になることを阻止しようとの努力が行われていることの現れでもあるのです。 日本眼科医会のサイト
近視の進行に関する疫学
日本の眼科という、日本眼科医会が発行する会員向けの月刊誌がありますが、そこで特集されていた内容をかいつまんでお伝えしようと思います。 近視人口の多い東アジアのみならず、欧米における近視についても言及されていました。筆者は、川崎医大の長谷部 聡先生。 その前に、近視の程度についての
視力300万 ブラックホールを見るための視力
視力表で、1.0というのは、5メートルの距離から、ランドルト環の切れ目が判別できる視力でその大きさを1分角と呼びます。 おおよそ人間の目の能力は、その程度であることになります。 時に2.0とかそれ以上という人もいますが、人間である以上限界はあります。 ところで、夏休みにブラックホ
強度近視の遺伝子
近視人口が、世界中特にアジア圏で激増しているお話は、以前もこのブログで取り上げました。 近視だけであれば、それが失明原因になることはありませんが、強度近視となると、そのために起きる黄斑症や緑内障が原因で、失明する可能性があるため、国家的規模での取り組みとなっています。 近視につい
親子で学ぶ近視サイト-日本近視学会監修
子供の近視を進めないという話題は、近視人口の多い日本では親としてとても関心の高いものです。 私も近視で、小学生のころから眼鏡は使っていましたが、メガネさえかければ普通に見えるので、メガネを買ってもらって終わりという結構、気楽な雰囲気でした。 お家によってそれぞれでしょうが、多少目
学童期の近視進行抑制について
この題名は、日本眼科学会の生涯教育講座の総説の原稿そのままですが、今世界中での近視しかも高度近視の人口激増を受けて、危機意識が共有されていますが、そのことについて、証拠に基づいた検証をしてみようといった内容でした。 近視があっても、眼鏡やコンタクトレンズ 等によって、日常生活に差
バイオレットライト 坪田先生
11月の末日、光の健康を科学するという慶応大学眼科の、坪田先生のレクチャーを聞きました。 坪田先生は、角膜や屈折がご専門です。 最近は子供の近視を進めない為にはどういうことが有効なのかに注力して、研究はもちろん、マスコミに出演して啓蒙活動をしたり、企業と連携して商品化できるものは
学校の視力検査について
今の時期、学校の視力検査の結果をもって来院する子供たちが増えます。 かなり以前から、3段階評価で、視力が悪いと思われる場合は、勧告書が出て眼科で正確に測ってくださいということになります。 たくさんの子供たちを相手に、少数の先生が測定しますので、多少のばらつきはつきものです。 お玉
校園医研修会
昨日は、伊丹市医師会の勉強会の一つで、校園医研修会という校医や園医が集まって、主に子供たちの健康を守ることをテーマにした勉強会が行われました。 医師会に所属している医師は、何らかの分科会に属していることが多いのですが、私は学校保健委員会という会に所属しており、今回は幼稚園 保育園
スマホ斜視
スマホ内斜視 以前本ブログでも紹介しましたが、スマートフォンや携帯型ゲームが原因と考えられる内斜視が、最近急増しています。先日(12月27日)もNHKの番組で「スマホと若者の急性斜視」について取り上げられたところです。 昔から近視が進行する原因とされている近見作業(近くのものをず