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home > ブログ網膜剥離について〜Part 7
さて今回は網膜剥離の手術後の経過や注意点などについての説明になります。網膜剥離の手術には「網膜復位術」と「硝子体手術」の大きく2通りがあることは以前のブログで説明しましたが、術式によって手術後の経過や注意点も若干異なります。まず網膜復位術では一般的に眼内にガスを注入しないことが多
巨大乳頭結膜炎
あまり聞き慣れないかもしれませんが、主にコンタクトを使っている人に、それもあまり管理状況、使用状況が芳しくない人に起きるアレルギー性の結膜炎です。目やにが増え、充血し、レンズを入れるとすぐに曇る まばたきをすると、上にくっついて降りてこない等の不快な症状が目立ってきます。最近のコ
那智黒
先日手術室で、那智黒のお話をしているのを小耳にはさみました。那智黒という飴を御存知でしょうか?最近は、あまり見かけなくなったように思いますが、真っ黒の丸い飴です。那智は南紀勝浦、鯨で有名な太地あたりの関西では有名な観光地です。先週末、用があってまさにその地を運転していましたら、那
糖尿病網膜症を合併した白内障手術 手術体験談
ドクターから、「長い間、未治療で目を放っておいたのが悪いのだ!」と大変お叱りを受け、
難症例の白内障手術
白内障手術は、最近器械も補助薬品も進化し、とても安全にそして短時間にできる手術となってきました。手術時間が短いということは、感染の危険性が低下し、合併症のリスクも減るのですから、もちろん望ましいことです。ただある一定の割合で、難しい白内障の方がおられます。例えば、散瞳が悪い小瞳孔
竹について
私は知らなかったのですが、竹というのは、非常に珍しい、決まったパターンで成長をするのだそうです。竹の種が発芽するのに5年かかるそうですが、一度芽が出るとたった6週間で最高の高さになるそうです。約30メートルにもなるということですから、すごい。土の中にいる5年間は、誰の目にも止まら
網膜剥離について〜Part 6
それでは前回に引き続き、網膜剥離に対するもう一つの手術法である「硝子体手術」について解説します。前回説明した網膜復位術は眼球の外側から手術するのに対して、この硝子体手術は眼球の内側からアプローチする手術です。また網膜復位術が若年の網膜剥離に対してよく行われるのに対し、硝子体手術は
生理的後部硝子体剥離
先日 5月の連休明けぐらいに私自身が経験したことです。左目に微かに視力の低下を感じ、本を読んでいると、少し左目だけ文字が歪んでいる気がしたのです。アムスラーチャートという歪みを調べる検査をしてみますと、確かに左だけ中心が少し歪みます。早速看護師さんにOCTを撮ってもらうと、まさに
戦場に一輪
私の診察室の机の上に、戦場に一輪 というタイトルの水彩画を飾っています。患者さんが描かれた小さい絵です。「小さいほうがじゃまにならずに飾れるでしょう?」と。額縁は、100均で売っているものに、ピンクのお花の色に合わせて、赤く着色して作ってくださったそうです。眼科の診察室はほの暗