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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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生理的後部硝子体剥離 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

生理的後部硝子体剥離

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2017/06/15担当:山本 洋子
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先日 5月の連休明けぐらいに私自身が経験したことです。

左目に微かに視力の低下を感じ、本を読んでいると、少し左目だけ文字が歪んでいる気がしたのです。

アムスラーチャートという歪みを調べる検査をしてみますと、確かに左だけ中心が少し歪みます。

早速看護師さんにOCTを撮ってもらうと、まさに後部硝子体剥離が起きようとしている姿をとらえることができました。

黄斑部で、硝子体膜が網膜を引っ張っています。

見る所見る所、中心が黄色に着色して黄色い丸い点を通して見ているようです。

透明な黄色ですから、暗点にはならず視力は落ちません。

そして翌日、歪みが消え、黄色の丸い点もなくなりましたが、かなり強烈な飛蚊症それも、いくら暢気な私でも大変気になる大きな黒いものが、目の前をうろうろします。

これで、無事引っ張りが外れて、後部硝子体剥離の完成を確信しました。

数日後またOCTを撮ってみますと、やはり引っ張りが取れ、黄斑部のいびつさもなくなり、左右差のない黄斑部が写っていました。

現在は約1ヶ月たち、飛蚊症も大分軽減し、忙しくしていると、以前同様気にならなくなりました。

生理的というぐらいですから、この後部硝子体剥離は、誰しも経験する正常な老化現象ですが、飛蚊症がとても気になるといわれる患者さんの気持ちが良くわかりました。