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home > ブログ2022年春の花粉症予報(続報)
第3報が出ていますが、前回同様今年の花粉症は、ここ関西地方では前年比 例年比ともに70%程度で軽く済みそうです。 今年の特徴は、地域差が大きいことで、北海道(シラカバ)は全面的に多く、九州や東北は場所によっては多くなる地域があるようです。 飛び始めの時期は、気温が全国的に冬らしい
涙目(流涙症)
季節ごとに多い症状に変化があります。 今年はあまりはやっていませんが、季節性のインフルエンザ等は冬に多い典型ですし、花粉症は春。 ここまで有名ではありませんが、眼科の中では、冬になると涙目の訴えが多くなります。 メガネが自分の涙ですぐ汚れるとか、自転車やバイクに乗る人は外を走ると
牡蠣のポン酢煮
冬の食べ物と言えば、私は牡蠣をまず思い浮かべます。 今から10年以上前、福岡県の糸島という玄界灘に面した町にある、牡蠣小屋に連れて行ってもらったことがあります。 私はてっきり福岡にしかないのかと思っていましたが、日本全国にあるようです。 当時の牡蠣小屋は、大きめのビニールハウスの
新型コロナウイルス オミクロン株に対するワクチン効果
オミクロン株については、連日報道があり、感染者数が増加していることはよくわかるのですが、この変異株についても、少しずつ信頼のおける調査の結果が出始めました。 皆さんよくご存知でしょうが簡単にまとめますと、症状がより風邪に近いものであること 潜伏期が短い(3日ぐらい) ウイルスの排
白内障手術についてー人工水晶体の寿命
最近あまり聞かれなくなりましたが、以前は白内障手術時に入れる人工水晶体の寿命について尋ねられることがありました。 あまり早く入れると、人工レンズが古くなって、入れなおす必要が有るのではないかというお尋ねです。 一般には、白内障というと高齢者の病気と考えられていますが、稀に先天性白
抗新型コロナウイルスワクチン 塩野義製薬のプレスリリース
日本ではコロナワクチンの3回目の接種が、始まっています。 待望の塩野義製薬のワクチンについてのプレスリリースが、1/17発表されました。 今年度内つまり3月末までの実用化を目指しているようですが、同社によると既に有効なワクチンが流通し接種が進む中で、発症予防の検証を目的とした大規
心因性視力障害
ストレスによる影響が身体に現れた状態を、心身症と言いますが、眼科の分野でも特に多いのが心因性視力障害です。 眼科以外の分野の方がむしろ有名で、例えばストレスで心臓がドキドキして苦しくなる心臓神経症 食欲が落ち胃が痛くなったり吐血にまで至る胃潰瘍 円形脱毛症 等。 眼科における心身
白内障の治療法とは
白内障の治療法は手術以外ないのでしょうか? という質問は、最近あまり聞かなくなりました。 そして今でも白内障治療薬として保険適応のある、カリーユニ カタリンK タチオン といった点眼薬を出すことも激減しました。 水晶体の白濁が始まると、薬物治療では根本的な解決が図れないことは、も
前沢先生の外来日について
前沢先生の外来は、小児眼科 斜視手術の専門医として、原則第2金曜の午後診を担当していただいています。 子供たちが多く来院していて楽しい外来ですが、その日は検査も時間がかかるので、私の外来は閉めています。 そのため、2/11の祭日の振り替えで2/25(金)の午後は、前沢先生が担当
2022 スギ・ヒノキ花粉症予想
例年通り、日本気象協会が昨年12月に今年の春の花粉症予想を出しました。 それによりますと、花粉の飛び始めの時期は例年並み。 飛散量は九州 北陸 関東甲信越で例年並み。 四国 中国 近畿 東海では例年より少ない。 東北は例年よりやや多く、北海道は例年より非常に多い。 例年との比較と