白内障の手術時期の決め方
え、またこの話題 とお思いの方もおられるかもしれませんが、大概の方は過去ブログはご存知ないでしょうから、また書きます。 白内障は、ある程度の年齢になると水晶体の透明性を失い、弾力も落ち、コントラストも落ち、視力が下がり見えにくくなる状態です。 白内障は有名な病気ですから、多くの方
アトピー性皮膚炎と白内障
アトピー性皮膚炎の患者さんの白内障発症率が高いことは、有名です。 以前は糖尿病性白内障 ステロイド性白内障 外傷性白内障 というように、原因ごとに水晶体のどの部位に好発するか とか視力低下を自覚するまでの期間 などを論じたり教科書に書かれたりしていましたが、最近そのような話題はあ
白内障にならないためにできること
時々白内障手術は絶対受けたくないので、今から自分の努力で、白内障にならないために何かできることは無いですか?と大変前向きな質問を受けることがあります。 大体40~60代前半位の若めの女性に多い気がします。 眼科医としては、白内障は洗練された手術が可能となり、場合によっては屈折矯正
術後の洗眼・洗髪はいつから?
今までも何回か書いてきましたので、今更の感がありますが、先日術後1か月になる患者さんがソロソロ顔を洗ったりしてもいいかな? と聞いてこられました。 軽くショックです。この暑いのに、看護師さんたちも詳しく説明してくれたはずなのに、もしかしたらずっと我慢していたのかと。 よく聞いてみ
NDBオープンデータによる白内障手術の統計
以前もNDBデータについて書いたことがありますが、NDBデータというのは、2009年度からレセプトデータ 2008年度から特定検診・特定保健指導データを蓄積し、世界でも有数の規模と悉皆性を誇るデータベースであると厚労省は胸を張っています。 また2011年以降は、研究者に向け第三者
白内障の薬物療法の適応について
厚労省の委託事業である、公益財団法人日本医療機能評価機構が行っている事業の一つに、エビデンスに基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究 というのがあります。 難しい言葉が並んでいますが、今回の話題はその中で、薬物療法の適応 つまり白内障治療の一環として、大部古くからある点眼
白内障手術をぜひ早めに受けたほうがいい人
急性緑内障発作というのを聞いたことがあるでしょうか。 緑内障は多くの場合、慢性の経過をたどり、いつ発症したかも自覚がないため、なんとなく見え方がおかしい 車をこすることがある 文字を読み飛ばすことがある などで眼科受診をして初めて緑内障の発症に気づくことも少なくありません。 自覚
白内障手術についてー両眼同時手術の有効性 安全性
有名医学雑誌のLancetのオンライン版 5月15日号に、白内障手術を同時にした場合と、片眼ずつ別日にした場合の安全性や有効性 経済性についての比較結果が投稿されていました。 投稿者は、オランダ マーストリヒト大学医療センターのLindsay Spekreijse氏。 多施設共同
白内障手術でモノビジョン
白内障手術では、ほとんどの場合人工水晶体を挿入しますが、その際どこを一番見たいかということを、患者さんにインタビューします。 現在では、多焦点レンズを選択することが可能となっていますが、多くの場合は保険適応のある単焦点レンズを選ぶ患者さんが多いです。 そうしますと、大体の方は今ま
点眼の仕方について
点眼薬には、さす順番にある程度決まりがあります。 まず最初に、なるべく刺激が少ない点眼薬 ドロッとした感じのお薬はなるべく後まわしにして、水性のさらさらした物からさしていきます。 多くの薬は、さらっとした液体の点眼薬ですが、例えば白内障薬のカリユニや、粉末状のものが入っているフル