ウイルス性結膜炎
先日保育園に通っている子供さんがやってきました。 ウイルス性の結膜炎でないことを調べてくるように言われた、ということです。 その子供さんは、充血はほとんどなく眼脂がちょっとと、まぶたが少し赤らんでいる程度。 眼脂も黄色っぽくよくある普通の細菌性の結膜炎で、はやり目のような重篤感は
カルディーのハリッサバ缶
カルディーというお店を、ご存じの方は多いかもしれません。 私が中高生ぐらいのときに、ミッチャンという輸入文具や、お菓子を売るお店が神戸の山手の方にあって、神戸っ子で知らない人はいないと思うのですが、(今はもうありません)その主婦版みたいなお店です。 カルディーは、ショッピングモー
白内障手術についてー2度目の手術は気楽?
何事でも初経験というのは胸躍るというより、不安に襲われることの方が多いものだと思いますが、回を重ねるにつれ、良くも悪くも慣れてきて感動も不安も薄れるものだと思っていました。 ですから白内障手術においても、後からやる方の手術は、リラックスして受けれると思うのですが、やはり人それぞれ
白内障手術-神秘的な水晶体
今日は手術話というより、水晶体について書きたいと思います。 水晶体というと、赤ちゃんの時は無色透明と思われるでしょうが、本当は新生児の時からごく薄く黄色く着色しています。 有害な紫外線カットのための神様からの贈り物。というわけでもないでしょうが、無色でないことは本当です。 水晶体
降圧治療の是非
高血圧は生活習慣病の中では最も多く、手術前の服薬履歴をお聞きすると降圧剤を飲んている方はとても多いです。 眼科においても、眼底出血の引き金になったり、高血圧網膜症といって網膜自体に出血や白斑がでてきたりむくみがでてきて、高血圧が網膜を傷めることは確かです。 ただ一昔前と異なり内服
白内障手術について-多焦点レンズを使った選定療養
白内障手術を施行するにあたって、ほとんどの方が眼内レンズを挿入することになります。 その際、おおざっぱに単焦点レンズと多焦点レンズがありますが、今年の3月までは、多焦点レンズは白内障の手術代も含め、健康保険の対象から外れていました。 そのため、高額な費用負担があり、それほど一般的
年末年始の休診について
12/27(日)~1/3(日) 年末年始のお休みとなります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
近視の進行に関する疫学
日本の眼科という、日本眼科医会が発行する会員向けの月刊誌がありますが、そこで特集されていた内容をかいつまんでお伝えしようと思います。 近視人口の多い東アジアのみならず、欧米における近視についても言及されていました。筆者は、川崎医大の長谷部 聡先生。 その前に、近視の程度についての
ビーフストロガノフ
ストレスがたまった時にすることは決めています。 私の場合は、料理をすること。 実益もあるし、何より家の中においしい香りが充満して、満足の予感を先取りできる。 この表現は、ちょっと変ですが軽く説明すると、共働きだった我が家の子供たちは、公立保育園育ち。 そして、閉園間際にいつも滑り
緑内障早期発見に有用-ネットで自分でできる簡易検査
長らく緑内障で通院されていた患者さんが、転勤で遠方に行かれることになりました。 御家族が伊丹に残られるので、帰るたびに来院されることも考えておられましたが、例えば年末年始のご自分の休暇と、当院の休暇は大体一致してしまいます。 現状、一本の点眼だけで視野も眼圧もとても良いコントロー