最近リアルな学会が減ってきて、WEB開催が多いので他科のWEBを見る機会もちょくちょくあります。
眼科の中でも専門が細分化され、理解が難しいこともあるので、他科の話を聞いてもちゃんと理解できているかはわかりませんが、聞いていて面白いなと思います。
物見遊山という面もありますが、学ばねばという力みから解放されると、楽しめるのかもしれません。
私は開業医として、日々多くの方にお目にかかりますが、高齢というカテゴリーに入っている方の中に、多くの人生の達人を見つけることができます。
最近は若くしてユーチューバーや投資に成功して、大富豪になっている方もおられるそうですが若いというだけで、先の人生が長いので不安定な気がします。
著名人で人生の達人というのは、どういう人のことをさすのか?
私は寡聞にして知りません。
私がお会いする人生の達人は、平凡な日常の中に楽しみを見つけて、例えば診察帰りに行きつけのお寿司屋さんによることとか、早起き体操に出かけてお友達に会うこととかを、ほんの短い間にお話ししてくれます。
90代でもまだゴルフをしていたり、本当に私に人生の過ごし方を見せてくださいます。
だから私は、高齢者の仲間入りが楽しみです。
その話を私は、長年連れ添った?看護師さんに、昔から時々話していますが、未だに賛同を得られません。
りきみが取れて、大きな野望を持って色々取り越し苦労をすることなく、平凡な毎日に自ら楽しみを見つける工夫ができる、そういう人になりたいなと思います。