インフルエンザ流行レベルマップ 最新版
厚労省は、感染症サーべーランス事業の一環として、全国約5000か所のインフルエンザ定点医療機関を受診したインフルエンザ患者数を週ごとに把握しています。 その結果を過去の患者発生状況を基に基準値を設けて、保健所ごとにその基準を超えると、注意報や警報が発生する仕組みとなっています。
令和2年都道府県別生命表 厚労省発表
昨年の12月23日に国勢調査に基づいて5年ごとに発表される、2020年の全国及び各都道府県の平均寿命 死因別死亡確率等が発表されています。 これは既にマスコミ等でも報道されていたそうですが、私は初めて目にしました。 1965年から5年ごとに作成されており、今回で12回目ということ
お餅が10個も胃の中で未消化だったという症例報告
眼科医の私がこのような文章を書くのも、甚だお門違いなわけですが、お餅と言えば喉に詰まらせて窒息の危険というのはよく聞きますが、胃に滞留するというのは初耳です。 2022年12月にオンラインで公開された症例報告です。 65歳の女性が、腹痛で病院を受診。 腹部CTで高密度の物体が多数
歯間ブラシ
我が家には、家族そろってお世話になっている歯医者さんがいます。 お陰様でわりと家族そろって歯が丈夫というか、突然のトラブルは少なくて、感謝しています。 定期健診以外にお世話になることも無く、有難い限りです。 今まで口内洗浄機(?)というか歯磨きが終わった後に、ジェット水流のような
冬はノロウイルスに注意
食中毒というと何となく夏に多い気がしますが、実はウイルス性の食中毒 ノロウイルスによる感染性胃腸炎 というのが冬に多発し、年間の食中毒患者数の46%がノロウイルスによるものという統計が出ています。(平成29年~令和3年の平均) 原因の1位がノロウイルスです。 ノロウイルス食中毒は
ハチミツは1歳未満児には危険
ハチミツを与えるのは、1歳を過ぎてから という表示をわかりやすく消費者に提供するように というお知らせが消費者庁から平成30年ごろに出ていたようです。 私が子育てしていた30年以上前から、乳児にハチミツは与えてはいけないとは聞いていましたが、料理に良くハチミツを使う私としては、ど
8020運動
今更なのですが、80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう という運動のことを8020運動ということは、ご存知の方も多いと思います。 これが提唱され始めたのが、1989年(平成元年)日本歯科医師会と厚生省(当時)によるものだそうです。 80歳というのは、提唱され始めた当初(平成
85歳以上で身体活動量が多い人の食習慣-慶応大スポーツ医学研究センター報告
85歳以上の日本人500人以上を対象に、食事の傾向や身体活動量を調査した結果の報告が7/17のNeutrientsに、掲載されました。 今回の研究テーマは、85歳以上の高齢者の食習慣の特徴を探り、身体活動量と関連のある食事パターンを特定することが狙いだったそうです。 慶応病院から
今冬はインフルエンザ流行?
呼吸器内科の倉原先生のブログを時々拝見しているのですが、今年のインフルエンザ流行について言及されていたので、ご紹介します。 このところ毎年、インフルエンザと新型コロナの同時流行を懸念されながらも、流行しないということが続いていたが、今年こそ流行するかもしれない。 ウイルス干渉(同
オミクロン株感染者の半数以上が自覚していなかった という結果
これは日本ではなく、アメリカ ロサンゼルスの統計結果が発表されていました。(2022年8月17日 JAMA Network Open 誌) 抗体陽転の人を対象としたコホート研究において、オミクロン株が流行していた時のもので、陽転していた人の半数以上の56%(118人)がコロナ感染