そろそろ花粉症シーズンの始まり?
今年の春の花粉症は例年比でやや多いものの、昨年比ではやや少なくて済む という朗報をお伝えしましたが、最近の予報でも同様の結果でした。 昨年比と例年比については、今までも書いていますが、例年比は過去10年間との比較ですが、昨年比の方が実感がわきやすいのではないかと思います。 季節的
花粉症2024 第2報
日本気象協会の来春の花粉症予測の第2報がでました。 第1報とあまり変わらず、一言で言えば、近畿地方では、前シーズンの80%程度という事のようです。 朗報ですね。 始まりも例年通り、近畿地方は2月中旬から下旬。 この冬は暖冬傾向という事ですから、スギの雄花の休眠打破は遅れるのですが
秋の花粉症2023 春の花粉症2024の傾向
最近秋の花粉症の患者さんが増えたように感じます。 もともと春に比べ、秋の花粉症の人は少数派ですが、それは秋だけの花粉症という意味で、春の花粉症がある人は大なり小なり、秋にも症状がある人はいます。 秋の花粉症は、主にキク科のブタクサ ヨモギ アサ科のカナムグラが有名ですが、春の樹木
抗ヒスタミン薬(内服)
今年は予想通り花粉症が近年より強いせいか、内服を希望する人が多い気がします。 通常アレルギー性結膜炎に対しては、内服薬より点眼薬の方が良く効く為、目の症状だけの場合は殆ど内服薬を出さなくても軽快します。 ただ4月頭の今頃は、スギ花粉のピークは過ぎているものの、ヒノキ花粉の最盛期に
花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS)
花粉症のある人が、主に生で食べる果物や生野菜を口にすると、唇が腫れたり、口やのどの粘膜が痒かったり、イガイガした不快感を感じる症状のことを、PFAS(花粉ー食物アレルギー症候群)といいます。 食物中に、花粉中のアレルゲンとよく似た構造のものが含まれるからですが、症状は主に口内 咽
花粉症患者さんの目にまつわるセルフケアについて
花粉症の患者さんにとっては、先刻ご承知のこととは思いますが、ゴーグルをつけることがまず第一の自衛手段です。 最近はゴーグルというほど大げさなものでなくても目立たないものがありますし、眼鏡の上からカバーするようなものもあります。 また白内障術後に使う保護眼鏡でも、側面からの埃除けが
花粉が多く飛ぶ時間帯
花粉が多く飛ぶ時間帯という話をMRさんから聞いた時に、かつてそういうペーパーを読んだ気がしたので、探していたのですが、ついに発見したのでこのブログでも書いてみることにしました。 MRさんが示してくれたデータは、2007年3月9日の千代田区における6時~24時までの花粉量を図示して
花粉症2023 アレジオンLX点眼
予想では近畿地方では、2/22頃からスギ花粉が飛び出し、最盛期は3月上旬から中旬。 ヒノキは4月上旬から中旬以降までが最盛期となっています。 確かにそろそろ花粉症の方の来院があります。 今年はかなり寒かったと思いますが、その恩恵は今のところあまりない とのことです。 参天製薬の方
スギ花粉症 2023
1月中旬となり、そろそろ春の花粉症が気になるころだと思います。 日本気象協会の12月に出された花粉症予想によりますと、前シーズンが少なかったため、去年との比較では、近畿を始め四国 東海 関東甲信越では昨年比でとても多いとなっています。 我が宮の前眼科のある近畿地方を中心として書き
秋の花粉症 2022
例年春の花粉症については、国を挙げての話題になりますが、秋の花粉症の増加率の方が多いような気がします。 もちろん全体数としては、春の方が多いですが、通年及び秋の季節性のアレルギーの患者さんが増えていると思います。 秋だけという方は少なく、今までは春だけだったのに ということもよく