日本気象協会の来春の花粉症予測の第2報がでました。
第1報とあまり変わらず、一言で言えば、近畿地方では、前シーズンの80%程度という事のようです。
朗報ですね。
始まりも例年通り、近畿地方は2月中旬から下旬。
この冬は暖冬傾向という事ですから、スギの雄花の休眠打破は遅れるのですが、休眠から目覚めた後は、温かいほど開花が早くなるため、結局平年並みの開始となるようです。
飛散量は、例年(過去10年の平均値)よりやや多い という予想が北海道と東京を除く全地域で出ています。
飛散量は、夏の気温が高く日照時間が長く雨が少ない という条件で増えますが、今年の夏は猛暑だったため例年比では増加。
ただし、前年比では、多くの地域で前年並みかやや少ない。
北海道は前年が少なかったため、前年比630% 東北は180% 近畿は80% 関東甲信越は60% となっており宮の前眼科のある関西地方では、朗報といっていいと思います。
例年比より前年比の方が体感としてとらえやすいと思います。
花粉症は最早日常的なイベントとなって、あまり記憶にも残らない方も多いと思いますが、昨年は軽かったとか、つらかったということは、体感として記憶に留まっているのだと思います。
例年比はやや多い部分を強調するか、前年比60~80%を強調するかで、同じ記事でも受ける印象は違うと思います。