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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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そろそろ花粉症シーズンの始まり? | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

そろそろ花粉症シーズンの始まり?

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2024/02/04担当:山本 洋子
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今年の春の花粉症は例年比でやや多いものの、昨年比ではやや少なくて済む という朗報をお伝えしましたが、最近の予報でも同様の結果でした。

 

昨年比と例年比については、今までも書いていますが、例年比は過去10年間との比較ですが、昨年比の方が実感がわきやすいのではないかと思います。

 

季節的な事象については、過去の記憶はあまり残っていないですが、昨年のことはまだ実感が残っていると思います。

 

ところで、実際には予想通りではない事は、別に珍しくないのですが、まだ2月に入ったばかりだというのに、そろそろ花粉症の患者さんが来院されるようになりました。

 

その中には、まだ痒みの程度は軽いものの、予防的にあるいはそのころは忙しいので、あらかじめ点眼薬の処方を受けておきたい という方もおられます。

 

しかしはっきりとした、アレルギー性結膜炎の症状があり、所見もそろっている患者さんも見受けられます。

 

環境省の統計によると、正確な花粉症患者の数はわかっていませんが、鼻アレルギーの全国調査によると、花粉症の有病率は、だいたい10年ごとに10%ずつふえています。

 

2019年のデータでは42.5%となっていますし、眼科においてのアレルギー結膜炎の有病率は、48.7%となっており、だいたい耳鼻科と同様です。

 

考えてみれば、人口の約半数が何らかのアレルギーを持っているというのは、ちょっとすごいことだと思います。

 

色々原因は述べられていますが、自分の身は自分で守るしかありません。

 

もう皆さんご存知のことだと思いますが、しっかりマスクやアイガードをつけ、洗濯物は部屋干しをして、外出先から帰ったら、入室前に洋服をバタバタとはたいて、室内に花粉を持ち込まない。

 

そういう予防策を講じた上で、やはり抗アレルギー薬の内服や点眼 点鼻は必要に応じて使うことによって、日常生活の質は改善すると思います。