多焦点レンズと先進医療
12月5日の厚労省の先進医療会議で、ついに多焦点レンズを用いた白内障手術が、先進医療から外されることが正式に決定しました。 以前のブログでも書きましたように、以前からこの手術を先進医療に含めることについては、論議がありました。 当院を含め、かなり多数の医療機関がこの手術を行ってい
白内障手術について-濁りの進行は止まるのか
白内障手術について説明する時、よく聞かれるのですが、ご自分の年齢を考えると今更手術を受けたくない。ついては、自分の生きている間、この白内障の進行を停止ないしは遅らせる方法を教えてください。 といった内容です。 何回でも説明致しますが、まず自分の寿命は自分では決めることはできないの
白内障手術について-老視矯正眼内レンズ
老視矯正眼内レンズという呼び方は、聞きなれないと思いますが、今まで多焦点レンズと呼んでいたもののことと殆ど同じです。 先日多焦点レンズの知見について、日本の眼科医で知らない人はいないと思われる、ビッセン宮島先生のレクチャーを聞いてきました。 医療費の高騰 生命保険の先進医療特約を
白内障手術について-術後の診察頻度
白内障手術が無事終わり、やれやれという方もその後に点眼をスタートさせることが負担という方もおられると思います。 車椅子使用で何とか手術台に移れる方 認知症がある方 手足が震えてしまう病気がある方等、ご本人はもちろんご家族の大変なご協力の下、白内障治療が成立する患者さんが増えている
白内障手術について-術後点眼薬
白内障の手術後、3種類の点眼薬をさします。 抗生剤の点眼薬1種類と、抗炎症剤の点眼2種類です。 抗炎症剤は、ステロイド系と非ステロイド系の2種類ですが眼科において、それぞれの薬の役目が違います。 一般にステロイド薬は、手術はもちろん、自己免疫疾患やアレルギーなど、原因がはっきりし
白内障手術について-両眼同時手術
日帰りでありながら両眼同時手術という例も、数の上では圧倒的に少ないながら、行っている施設もあります。 メリットとしては、通院回数が減らせるので超多忙な方や、手術室への入室自体が怖いという思いがある場合は一回で済ませられることが、メリットといえばメリットかもしれません。ただこれを書
白内障手術について-術後の安静について
何回かお書きしたように思うのですが、わりとよく聞かれます。 安静というとベッドに入って休むというイメージを持ってしまうのですが、手術を受けたということは、非日常な事柄ですから、普段行きつけないところに行った時と同じような休養を取るというイメージでいいと思います。 つまり元気のある
白内障手術について-左右の目の手術を受けるタイミング
当院では、両眼同時手術は行っていません。 もし自分が受けるとしたらと考えたら、大丈夫と思っていたとしても、リスクは分散したいので、同時に受けたくないと思うからです。 ただし、進んだ認知症や精神疾患等のために、やむを得ず全身麻酔を行う必要がある場合は、麻酔をかけるリスクも考慮に入れ
白内障手術について-術後の眼鏡作成
手術時に入れた人工水晶体の度数によって、ピントの合い方が変わりますが、それによってメガネを作るタイミングも少し変わります。 単焦点レンズで、手元が30センチぐらいの普通の姿勢で見える状態に合わせた場合は、近視ですから、普段テレビを見たり、外出したりする際には、メガネが必要で、早速
白内障手術について-人工水晶体
白内障手術では、原則的に人工水晶体を眼内に収めることが必要です。 水晶体は凸レンズですが、それを手術の時に濁りとともに除去してしまいますから、そのまま放置すると、かなり強い遠視の状態です。 まだ人工水晶体を入れる手術が保険適応ではなかったころは、ご高齢の方が手術後凸レンズのメガネ