当院では、両眼同時手術は行っていません。
もし自分が受けるとしたらと考えたら、大丈夫と思っていたとしても、リスクは分散したいので、同時に受けたくないと思うからです。
ただし、進んだ認知症や精神疾患等のために、やむを得ず全身麻酔を行う必要がある場合は、麻酔をかけるリスクも考慮に入れると、両眼同時手術という選択肢は珍しくありません。
全身麻酔下の白内障手術は、入院手術となりますが、適応が限られているためかなり稀な出来事です。
宮の前眼科では、両眼とも手術予定の場合は、大体1~2週間後にもう片方の手術となります。
患者さんによっては、間をあけて手術を受けたいという方もおられますから、そのようにスケジュール調整をすることも可能です。
ただ、片方が終わった段階でたとえ裸眼で1.2がでていたとしても、当たり前ですが両眼の手術が終わるとバランスが良くなるので、大部見やすくなったという実感がわくようです。
日帰り手術は外来扱いですから、それぞれの患者さんごとに負担上限額がありますので、1~2割負担の患者さんは、月をまたがない方が得策となります。
詳しいことは、受付でお聞きください。