新型コロナウイルス PCR検査 抗原検査 抗体検査 について
COVID19にまつわるニュースで、感染者数や重症者数などが連日話題になっています。 PCR検査などと言う言葉ももはや知らない人はないほどになりましたし、当院にもPCR検査の宣伝パンフレットが郵送やFAXで届きます。 手軽! 簡単! 早い! 安い! との文言が躍っており、ちょっと
レティッサディスプレーⅡ
聞きなれない商品ですが、富士通のスピンオフベンチャーとして設立されたQDレーザー(株)が開発した、メガネの形をした機器を顔につけることにより、視力に依存せず、直接映像を網膜に映し出すという機器です。 コンタクトレンズ会社のシードが同社の販売代理店になっており、同社の担当者から紹介
ビジョンバン イン 神戸
ビジョンバンは、眼科医の中では有名ですがあまり一般的ではないため、ご存知ない方もおられるかもしれません。 東日本大震災の際、米国のマイアミ大学から空輸された、眼科医療支援車両(Mission Vision Van)が大活躍しました。 このビジョンバンは、米国のカトリーナ ハリケー
ご応募御礼
先日、このブログで視能訓練士を募集しているとお書きしたところですが、幸いなことに早速ご応募頂きました。 しかもこのブログを読んでいただいていたということをお聞きし、とてもうれしく思います。 ウエブ(web)上に記録(log)を残すのがまさにブログということでしょうが、つたない独り
視能訓練士
医療現場には、科によって色々な有資格スタッフがいます。 理学療法士や言語療法士 作業療法士 心理療法士 レントゲン技師等のことです。 もちろん医師や看護師もそうです。 眼科固有のものとしては、視能訓練士という国家資格があります。 視力測定や、眼圧 視野検査 白内障術前検査 斜視弱
ウエアラブルデバイス
前々回のブログで書いたウエアラブルデバイス。 「超・長寿の秘密」を書かれた、伊藤 裕先生の著書の中にも出てきます。 伊藤先生は、現在慶応大学医学部の教授で、百寿総合研究センターの副センター長をされていますが、御専門は内分泌学。 自分ですら、感知できない体の変調を、AI を使うこと
無停電電源装置
今回の台風は、関西地方に大きな被害をもたらしましたが、伊丹の当院でも長時間の停電が起きました。 午前診の間は、晴れ間もあり平常通りでしたが、昼休み時間の2時30分ぐらいから暴風雨に加え、停電してしまいました。 非常灯がすぐつき意外と明るく、日ごろから暗い部屋で診察することに慣れて
疾患別よくある質問 #4 黄斑上膜・前膜
Q 会社の定期健康診断で眼底検査の結果、2年連続で「右眼黄斑前膜の疑い」(要精密検査)と指摘されました。
3Dヘッドアップサージェリー
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、最近眼科の特に硝子体手術の専門家の間では話題です。といいましても、既に約一年前の臨床眼科学会という眼科のお祭り的な大きな学会では、既にトピックスとして取り上げられていました。眼科の手術は、手術用の光学顕微鏡を使って覗き込んで行うために、ビデ
小学生の近視と眼軸長(がんじくちょう)
一般的に眼科では眼軸長(目の長さ)の測定を、主に白内障手術のための検査として行っています。眼軸長や角膜のかたち等のデータを用いて、手術で挿入する眼内レンズの度数を決定します。白内障手術の精度向上のため、とても大切な術前検査のひとつです。 私が研修医だったころまで、眼軸長は超音波