医療現場には、科によって色々な有資格スタッフがいます。
理学療法士や言語療法士 作業療法士 心理療法士 レントゲン技師等のことです。
もちろん医師や看護師もそうです。
眼科固有のものとしては、視能訓練士という国家資格があります。
視力測定や、眼圧 視野検査 白内障術前検査 斜視弱視の子供たちの訓練等、眼科の多岐にわたる検査を担ってくれる大切なパートナーです。
私が研修医だったころは、そういった検査全般は、理論は1~2年位上の医師が適当に?口移しでザ~と教えてくれたら、実技はみっちり古株の視能訓練士から教わりました。
今は高度な電子機器が内蔵された光学器械が進歩し、器械操作だけなら有資格者でなくても可能かもしれません。
でもやはり国家資格があるということは、責任ある検査をしてくれるという担保になっていると考えます。
大卒であればたった一年で資格が取れるということを知った時は、少し驚きました。
医師や看護師と違い、医療現場に出るということを想定していない人もいるような気がします。
しかし考えてみれば、受付や事務を担当してくれるスタッフは、医療の専門職ではないですが、長く続く人はやはり患者さんという、いたわるべき人への思いやりがあってこそ、少なくとも親切心があってこそ務まるのではないかと思います。
つまり、医療現場では資格のあるなしということより、人としての適性がまずあるべきなのだと思います。
そして、宮の前眼科では、今視能訓練士を募集しています。
もし我こそはと思う方がいらっしゃいましたら、ご応募下さい。