眼瞼けいれんについて〜Part2
さて本日は前回の続き、眼瞼けいれんの診断について解説します。眼瞼けいれんは前回説明した通り症状が非常に多彩であり、しかもよく似た症状が表れる病気が他に多くあるので、なかなか診断しにくい病気です。患者さん自身も「眼瞼けいれんではないですか」と自分から疑って来院されることはまずありま
疾患別よくある質問1 硝子体出血
Q 昨年末に日帰り硝子体手術を受けました。経過がきわめて順調で出血もなく平和な日々を送っていましたが、昨日出血した模様で
ドライアイについて PART 1
水曜日担当の草場です。11月に入り、本当に寒くなってきました。朝夜の冷え込みは厳しくなってきました。体調管理にはご注意ください今日は、ドライアイについて説明したいと思います。この季節は秋風が強くなり、ドライアイの方には症状がきつくなる季節です。ドライアイいままでは涙の量が少ないこ
眼科お食事会
昨日は、宮の前眼科の職員とお世話になっている先生方、鄭先生、草場先生、野宗先生(前沢先生は学会出席で残念ながら欠席) 総勢13名で梅田の聘珍楼でお食事会をしました。職員の内訳は、看護師3名 ORT2名 受付4名。今まで恒例のお食事会は、盆・暮れ2回でしたが、今年は母が7月に亡くな
眼瞼けいれんについて~Part1
さて前回は「眼瞼ミオキニア」についての話でしたが、本日は「眼瞼けいれん」という病気についてお話します。「眼瞼けいれん」という名前からしますと、「まぶたがピクピク痙攣する」ということをどうしても想像してしまうと思いますが、実際に痙攣を自覚するケースは非常に少ない病気です。「眼瞼けい
iPS細胞(人工多能性幹細胞)
iPS細胞(人口多能性幹細胞)を使った再生医療のニュースが時々新聞に取り上げられます。日本で初めに作られたこの細胞を使って、世界に先駆けて再生医療に利用すべく、治療研究が進んでいます。眼科の分野で将来治療の対象となりそうな病気は、網膜色素変性症や加齢黄斑変性症などで、自分の皮膚
ぶどう膜炎について
水曜日担当の草場です。かなり寒くなってまいりました。体調管理にはお気をつけください。今日は、ぶどう膜炎という病気の説明をします。 1)ぶどう膜炎とは?ぶどう膜とは目のなかの、虹彩(茶目)、毛様体、脈絡膜の3つのことの総称です。この3つの部分に炎症がおこることをぶどう膜炎といいます