黄斑円孔という病気について
皆さま、こんにちは。水曜日担当の草場喜一郎です。9月に入りまだまだ暑い日が続きます。寒暖の差もあり、体調管理にはお気をつけください。 今日は黄斑円孔とういう病気についてお話しさせていただきます。・黄斑円孔とは?目には、カメラのフィルムにあたる部分が目の底(眼底)にありま
老眼について
近くを見る時、ピントを合わせるのに時間がかかる、いつもより離さないと見にくい、明るいところだと気付かないけど、暗めのお部屋だと読みにくいというのは、老眼の始まりかもしれません。誰にでもおきる、加齢現象ですから、病気とは言えませんが、少し気になるという方も多くいらっしゃることと思い
点眼薬の正しい使い方
患者様からしばしば点眼薬についての質問をお受けします。そこで正しい点眼薬の使い方について、Q&Aでまとめてみました。 Q 点眼薬って何滴入れたらいいのですか?A 基本的には1滴入れば大丈夫です。目はまぶたに 囲まれており、その部分を結膜嚢と呼びます。 点眼するとこの結膜嚢に点
黄斑前膜 患者さん手術体験談(他院)3
拝啓鄭先生におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平成28年3月29日、鄭先生に「右眼」『黄斑前膜』の日帰り手術を行っていただいた、Oと申します。その節はひとかたならぬお世話になり心から御礼を申し上げます。 地元に戻り市内の病院ヘの通院となり5ヶ月が経過しまし
黄斑上膜という病気
宮の前眼科で水曜日担当の草場喜一郎です。先週は涼しく過ごしやすい日々でしたが、また暑くなってきました。暑い日や涼しい日もあり、体調管理にはお気をつけ下さい。今日は、私の専門分野の一つである、黄斑上膜についてお話しさせていただきます。 ・黄斑上膜とは目には、カメラのフィルムにあたる
白内障の手術を受ける時期について
夏休みにダン・ブラウン著のロスト シンボルという長編サスペンスを読みました。フリーメーソンのことなど、なかなか興味深かったのですが、その中の登場人物として、高齢の老司祭が(かなり脇役ですが)描かれています。白内障のために視力が衰えているけれども、触覚が発達している風格のある人物と
眼瞼下垂
今日は眼瞼手術の説明でも触れた「眼瞼下垂」の手術を少し掘り下げてお話したいと思います。眼瞼下垂とは文字通り眼瞼(まぶた)が下垂(下がる)する病気で、手術ではこの下垂を治すことになります。実は眼瞼下垂の手術は眼科以外にも美容外科、形成外科でも行っている手術です。手術の方法は基本的に
糖尿病網膜症 再出血 患者さん手術体験談(他院)2
鄭先生 ご無沙汰しております。6月に友人の両目を手術していただきましたMです。早いものであれからもう2ヶ月が経ちました。私の友人は、糖尿病による網膜剥離に対して大学病院で2月と5月に左目2回右目1回、計3回の硝子体手術を受けました。手術後も出血してしまい見えない状態が続いていたの