近くを見る時、ピントを合わせるのに時間がかかる、いつもより離さないと見にくい、明るいところだと気付かないけど、暗めのお部屋だと読みにくいというのは、老眼の始まりかもしれません。
誰にでもおきる、加齢現象ですから、病気とは言えませんが、少し気になるという方も多くいらっしゃることと思います。
近くを見る時、水晶体の厚みを厚くすることで、調節力を増やしてピントを合わせるのですが、その水晶体が悲しいかな弾力を失うことにより、十分調節力が働かず、近くが見えにくくなってきます。
人によって対処法は色々でしょうが、私は遠近両用コンタクトレンズを使っています。
細かなことがあまり気にならない性格が幸いして、半年前ぐらいから使っていますが、わりとうまく適応しています。
運転もでき、眼科の暗室でカルテを書くのに問題はありません。診察は、眼科は顕微鏡を使うので、
困ることはありません。
職員や患者さんをみていても、使える人と使えない人がはっきり分かれるので、人を選ぶということは
あるでしょうが、試してみる価値はあるのではないかと思います。