ブルーライトと人工水晶体
サーカディアンリズムを司る第3の受容体は、ブルーライトへの感受性が高く、ブルーライトを昼間に浴びるのは、サーカディアンリズムを正常に保つために、良いというのが先週の結論でした。カメラとしての目は可視光線全域(420~564nmの波長)を見ていますが、時計としての目は青の波長(46
ブルーライトと体内時計
最近LED電球は、価格が安くなったこともあって、大分普及してきました。そのLED光源のほとんどが、ブルーライトを利用したブルーLEDです。以下慶應大学眼科教授の坪田先生のペーパーからのパクリですが、ブルーライトは目のみならず全身の健康に大きな関連があることがわかってきています。目
硝子体手術よくある質問14 液ガス置換の目的
Q 硝子体手術の時に目の中に気体を入れる目的は何ですか?また入れた場合にしてはいけないことはありますか?
網膜剥離について〜Part2
では本日は網膜剥離がどのようにして起こるのかについてお話します。一般的に網膜剥離というのは網膜に「裂孔(裂け目)」ができてしまい、そこから網膜が剥がれて起こる病気です。まず前回説明しました一つ目のパターンですが、網膜剥離は近視が強い人に起こりやすい傾向があります。そもそも近視は子
結膜下出血
白目がベッタリ赤くなるわりに、痛くも痒くもなく、でも見た目が痛々しい結膜下出血のことは、今までもこのブログに何回か登場しています。救急車で来院された方もいましたので、初めてその状態になった方は、奇病ではないかと心配になるようです。その詳細は、以前のブログを参照していただくとして、
後天性内斜視(最近若者に増えている斜視)
斜視というと、小さいお子さんの病気、という印象があるかもしれません。多くの斜視は先天性(生後間もなくからある)ですので、間違ってはいません。しかし斜視には後天性(大きくなってから起こる)のものもあります。交通事故や、脳の手術などで眼の動きが悪くなる麻痺性斜視が代表的です。 しか
疾患別よくある質問14 糖尿病のコントロール
Q 糖尿病のコントロールがよくないと硝子体手術を受けてはいけない、とお聞きしたのですが、
お知らせ(2017/04/09)
草場先生の外来は、ご公務多忙につき終了いたしました。5月20日(土)の外来は、山本→野宗先生に変更です。ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
硝子体手術よくある質問13 日帰り手術と入院手術の違い
Q 入院と日帰りで手術内容に違いはありますか?日帰り手術に伴うリスクはあるのでしょうか?