最近LED電球は、価格が安くなったこともあって、大分普及してきました。
そのLED光源のほとんどが、ブルーライトを利用したブルーLEDです。
以下慶應大学眼科教授の坪田先生のペーパーからのパクリですが、ブルーライトは目のみならず全身の健康に大きな関連があることがわかってきています。
目は視覚を司るカメラとしての働き以外に、時計としての働きがあることは、2002年に、マウスから第3の光受容体が発見されたことでわかってきました。
時計というのは、体内時計のことで、その体内時計をコントロールしているのが、第3の光受容体で、その受容体が反応するのが、ブルーライト。
もう少し詳しく語ると、私達生物は24時間のリズムで生活していて、それをサーカディアンリズムといいますが、それが一日につき数分から10分ほどずれるのを調整するのが、目からの光(ブルーライト)というわけです。
サーカディアンリズムが乱れると、不眠症 アルツハイマー 鬱病 肥満を引き起こしやすいというのは、かなり有名な事実です。
サーカディアンリズムのメカニズムでは、ブルーライトの強く浴びると昼、弱くなったら夜と認識するそうです。
ですから、夜にブルーライトを多く含んでいるLED照明の部屋にいたり、LED液晶モニター(PCやスマホ)を見つめていると、サーカディアンリズムが狂ってきてしまい健康を害するということになります。
朝目覚めるとカーテンを開け光を浴び、昼はなるべく青空の下を歩き、たくさんブルーライトを浴び、夜8時以降は、ブルーライトを極力あびないようにブルーライト軽減メガネを着用し、10時以降は、一切のコンピュータ作業を行わないことで、親愛なる坪田先生はごきげんな生活を、送っておられるようです。
でも私自身を考えると、診察時間は眼科という特性上ほとんど薄暗い診察室で過ごすことになるので、不健康なのかなと思います。
その割に鬱病にも 肥満にもならず、夜もよく眠れますが、これからは休日は可能な限り、思い切り光を浴びようと思いました。