一口に白内障術後と言っても、手術の難易度 求める日常生活の特異度 患者さんの年齢や生活スタイル 等バリエーションは多いのですが、およその一般的な場合をここに整理してみます。
術前の説明時に、看護師さんから説明がありますが、手術当日は食事の制限はなく、いつも通りで大丈夫ですが、飲酒と喫煙は控えてください。他科から出されているお薬は全ていつも通り飲んでください。
入浴は翌日から、首から下はお湯につかったり体を洗ったりは、問題ありません。
顔と髪を洗うことは、念のため数日後から。普段特別なことをしなくても、目を固く閉じていれば、石鹸が目に入ることは無いと思います。
慎重派は、シャワーキャップを使う人もいますが、特に推奨はしていません。
入浴を控える人もいますが、気分転換と清潔さのために、遅くとも2~3日後には入浴してください。家の中の日常生活は、そういうわけで数日後には、ほとんど以前と変わらない生活ができることが多いです。
テレビを見たり、読書 車の運転等は、視力次第ですが、早速仕事に戻る必要が有ったり、書類を見る必要があるなど場合は、早めに眼鏡作成をしますので、予めご相談ください。
眼鏡度数は変化の可能性がありますが、最近の眼鏡店は3~6か月の間は眼鏡度数の変更は無料というところも多いです。
趣味の球技は、大体2週間位。水泳は1か月後位から。
術後点眼の期間は経過にもよりますが、大体1か月。点眼期間 特に抗生剤点眼は短縮傾向にありますので、これ以上の期間になることはあまりありません。
術後の仕事復帰は、早い場合は術翌日の眼帯を外したらその足で仕事に戻る人もいますが、最近は数日休む人も多いです。働き方改革やリモートワークが増えた影響でしょうか。
お掃除の仕事や介護の仕事の場合は、保護用のグラスを使って仕事に戻ってもらいたいと思います。割と恥ずかしくない外観のメガネだと思います。
旅行も点眼さえ忘れず、入浴時に気をつけ、診察日の受診ができるようであれば、転ばないように注意をして行くことに問題はありません。
時に新幹線に乗って手術を受けに来る人もいますから、白内障手術だけであれば、飛行機も含め乗り物に乗ることに制限はありません。
一般的な目安を書きましたが、個別の心配事があれば、看護師や診察時に私に聞いていただくとより詳しく説明します。