夕焼け
昨日伊丹からの帰宅途中に、美しい夕焼けを見ました。西に向かって帰るドライブ中です。日が長いこの季節は、7時までの診察後でも、夕焼けに間に合うことがあります。梅雨時の今頃は、運が良ければ、時々こういう赤色のかった幻想的な夕焼けを見ることができるのが楽しみです。朝と夕方は、太陽の高度
デュシェンヌスマイル
デュシェンヌスマイルという言葉をご存知でしょうか?フランスの精神科医のデュシェンヌが発見した 本物の笑顔 といわれる表情です。スマイルの中でも、目の周りがくしゃくしゃになって、シワが寄り、口角が上がる 日本語の表現では、満面の笑みというのが近いかもしれません。神経学者は、このよう
那智黒
先日手術室で、那智黒のお話をしているのを小耳にはさみました。那智黒という飴を御存知でしょうか?最近は、あまり見かけなくなったように思いますが、真っ黒の丸い飴です。那智は南紀勝浦、鯨で有名な太地あたりの関西では有名な観光地です。先週末、用があってまさにその地を運転していましたら、那
竹について
私は知らなかったのですが、竹というのは、非常に珍しい、決まったパターンで成長をするのだそうです。竹の種が発芽するのに5年かかるそうですが、一度芽が出るとたった6週間で最高の高さになるそうです。約30メートルにもなるということですから、すごい。土の中にいる5年間は、誰の目にも止まら
戦場に一輪
私の診察室の机の上に、戦場に一輪 というタイトルの水彩画を飾っています。患者さんが描かれた小さい絵です。「小さいほうがじゃまにならずに飾れるでしょう?」と。額縁は、100均で売っているものに、ピンクのお花の色に合わせて、赤く着色して作ってくださったそうです。眼科の診察室はほの暗
チョコと宇宙
先週の日曜日は母の日。プレゼントにチョコをもらいました。私はあまり甘いものを食べる方ではありませんが、チョコレートは大好きで、自分で買ってでも食べる数少ないスイーツです。そして宇宙やプラネタリウムが好きな私にピッタリのチョコを見つけたということで、太陽と惑星をイメージした美しい9
手術日決めの風景(2017/05/13)
最近はとても潑溂とした人生の先輩が多い気がします。私は日がな一日暗い診察室で過ごすことが日常ですが、白内障の手術日を患者さんと決める時に、特にそう思うのです。以前はいつでも先生におまかせしますという方が多かったのですが、この一年ぐらい特に感じるのですが、まず手帳を開いてご自分のス
救急車来院 再び
連休の狭間の月曜日、救急車での来院がありました。何かこの頃多いような。今回はストレッチャーで眼科の入り口まで。殺菌灯の掃除を明かりをつけたまましていたのが、原因と思われますが、角膜上皮が剥離してかなり痛そうです。この仕事をし始めてあまり日が経っていないそうで、噂には聞いていたけれ
早春のホームパーティー
先日素晴らしいホームパーティーにお招きいただき、楽しい時間を過ごしました。場所は関西随一の超高級住宅街。ブログに書いていいかお尋ねしていませんので、お名前は出せませんが、ご想像下さい。最寄り駅までご親切にもお迎えに来てくださるとのことでしたが、偶然もう一人の招待客(N先生)とお会
整理整頓
仕事ができる人は、机の上が整頓されているというのが通り相場ですが、究極に整頓されているべき部屋というのが手術室です。手術には通常助手がつき、術者とあうんの呼吸で、先読みして術者が希望する器具を手渡します。術者が術野から目を離すことなく手にすることができたら、無駄な動きが減り、手術