兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

MIYANOMAE EYE CLINIC pc_image
MIYANOMAE EYE CLINIC tb_image
自動車運転免許取得の視力条件 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

自動車運転免許取得の視力条件

home > ブログ > 病気 > 近視・遠視・乱視・老眼・弱視
2022/10/27担当:山本 洋子
916

車の運転免許の取得・更新時には、必ず視力検査があり、その条件を患者さんに聞かれましたので、ここにまとめて記載しておきます。

 

免許の種類によって3通りあり、原付 普通 大型・特殊 と分かれています。

 

大型・特殊は深視力といって、遠近感や立体感を調べる検査もあります。

 

この検査が不合格になる一番多いケースは、視力の左右差を矯正していない場合です。

 

原付の視力条件は、両眼で0.5以上。一眼が見えない場合は、見える方の目の視野が左右に150度以上で、かつ視力が0.5以上であること。

 

普通免許は、両眼で0.7以上 かつ 一眼がそれぞれ0.3以上であること。一眼が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右に150度以上で、視力が0.7以上であること。

 

大型・特殊免許の場合、両眼で0.8以上 かつ一眼がそれぞれ0.5以上であること。先に書いたように、深視力の検査にも合格しないといけません。

 

以前宮古島に行ったときに乗ったタクシーの運転手さんが、白内障の手術を受ける予定だけれど、今はちょっとかすんでいる とのお話を聞いた時、あまりに正直な発言に少し恐れをなしたのを思い出します。

 

更新の間隔は3~5年で、ぎりぎり通った場合でも更新できたことでほっと安心して、次の更新まで手術を先延ばしにすることは、珍しくありません。

 

皮肉なことに職業ドライバーの人の方が、余計にそういった傾向があるように思います。

 

手術をすることで仕事を休まないといけない期間のことや、術後の視力について普通の人以上に心配があるからでしょう。

 

その気持ちはわかりますが、免許の更新における視力検査の正確性も、はっきりしないのですから、勇気を出して眼科を受診してみてほしいと思います。