どうして10月が大好きかというと、それは私の誕生月だから。
年を取るのも嬉しいし、久しぶりに友人が連絡をくれるのも嬉しい。
誕生日のお祝いメッセージは、年のことを書いてきてくれることが多いのですが、どちらかというと友人たちは、年を取ることを悲観している感じが漂っています。
人生というのは良くしたもので、そういう人は、大体若い時から魅力的で現在の御主人も選り取り見取りの中から吟味?して選んだ方だったようですが、そういう人ほど、自分の現在価値がご主人のそれに対して見劣りしていないかを、気にしているように見受けられます。
夫婦といえどやはり競争というか、ある意味謙虚な自省心の現れというのは、いじらしいような気がします。
私には無縁の世界ですが。
京都在住の姉から約束通り京都観光を、誕生日プレゼントとして、ご招待してもらいました。
阪急河原町駅まで、車で迎えに来てくれて、さすが遊び慣れた姉はナビなど見ずにすいすい目的地まで連れて行ってくれます。
普段行きなれない所へ行くには、私は必ずナビなしでは迷ってしまいますが、姉は昔から方向感覚が良いので、狭い京都の町中の道をどんどん確信をもって進みます。
そして観光案内もついでにしてくれるので、真偽のほどは分からないけれど、面白いエピソードも加わって楽しめます。
ランチとして食べたホテルの天ぷらは、私も姉も共通認識で・・・
その後に行った和風喫茶は、予定していた目の前で和菓子を作ってくれるお店はお休みだったので、その代わりに虎屋さんにて。
大丈夫?というぐらい狭い入り組んだ道もずんずん入って行って、駐車。
小さいお餅が2個も入ったおぜんざいを、庭園を眺めながら頂く。お手洗いも素晴らしい個室。
おぜんざいをお店で食べるなんて、何十年ぶりかしらと思いつつ、素晴らしいね京都 という話題を姉に伝えると、京都ラブの姉は大変上機嫌。
この単純さは昔から変わらない。懐かしい気がする。
客観的に見てあまり年齢のことも気にしていないご様子。
これは仕事をして生きてきた女性の強みかもしれません。
無事河原町まで送り届けてもらって、楽々家まで帰れて楽しい一日でした。