インシュリンを使用している人のみならず、健康管理の一環として自分の随時血糖値を知りたいという人は多いようです。
かくいう私も、今のところ糖尿病は発症していませんが、母が苦労して糖尿病とお付き合いしているのを見ていましたから、年に一回の人間ドックのチェックだけでは物足りない気がしていました。
以前にも書いていますが、スマートウオッチに針のない血糖測定器をつけたものの発売が、現実のものとなりそうです。
K'Watch Glucoseという名のスマートウオッチで、日本での発売は未定とのことですが、今年の6月にアメリカでの臨床試験が終わり、2022年末から2023年に発売予定。
一般的な心拍数とか睡眠の質の計測もでき、つけたままシャワーも浴びることができるそうです。
血糖測定のためのマイクロポイントという突起がついていて、少し装着したときに圧迫感があるそうですが、痛みはない。
ただし、このマイクロポイントを含む部品は、使い捨てで7日ごとに交換が必要だそうです。
この会社のアプリは、アイフォーン/アイパッドのiOsやAndroid向けに開発中とのことです。
私のアイフォーン7では対応は難しそうですし、使い捨てのデバイスというのは結局長く使えないことになりそうですが、もう一つ別の会社のAfon Technology という会社も2022年末の発売が期待されているというニュースを見つけました。
この会社の製品は、血糖値センサー自体が独立しているので、スマートウオッチだけではなく、通常の腕時計に取り付けて使うことができるそうです。
bluetooth経由でスマートフォンやタブレットのアプリに血糖値をリアルタイムで送信できるそうで、血糖値の高低の状態の変化をキャッチし、ユーザーに警告を発することができるとのことです。
しかも使い捨ての部品はないとのことですから、スマートウォッチ派でない人にとっては、使いやすいかもしれません。
手首の内側にセンサーがあるということですから、腕につける必要が有るので、私のように時計をつける習慣がないものには、ちょっと面倒ではあります。
でもこうやって自分の身体は自分で守るというのは、ある意味正しい姿勢と思うものの、自分で自分を監視し続けるというのも気詰まりな気もしますね。