兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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午前9時~12時
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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白内障手術- 選定療養と自由診療

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2022/04/07担当:山本 洋子
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白内障手術はほとんどの場合、保険診療の適応のある手術です。

 

それは単焦点の人工水晶体を選んでいるからです。

 

多焦点レンズという、なるべく眼鏡を使わず生活したいというある意味、付加価値のある つまり贅沢な人工レンズを選択した場合は、選定療養を適用するか、完全な自由診療となるかの2種類があることになります。

 

選定療養を適用できた場合は、白内障手術自体は健康保険の使用が認められ、多焦点レンズは高額のため、そのレンズの差額分は自己負担となるということになります。

 

選定療養を適用するためには、要件があり、手術を実施する施設が届出を済ませていること 多焦点レンズが認可されたレンズであること そしてその多焦点レンズの金額を院内に掲示していること。

 

これから外れた場合は、自由診療となり白内障手術という本来保険適用のある手術も、健康保険を使うことが許されません。

 

従って、人工水晶体(主に施設が海外から輸入)のレンズ代はもちろん手術代も自費となるため、かなりの高額となります。

 

宮の前眼科では、多焦点レンズを選択する場合は、自由診療ではなく選定療養となります。

 

多焦点レンズそのものは、多くの種類がありますが、認可されたレンズは多くなく、寡占状態だと思います。

 

寡占状態というのは、私などの末端の者にはわかりませんが、価格は高止まりとなり、患者さんのためにはならず、一体誰のためになっているのかと首をひねります。

 

先日のデコポンといい、世の中にはよくわからない規制があるようです。