もうすぐ春のお彼岸。
道理で暖かいわけです。
コロナの影響で、転勤は減っていると聞きますが、春は一番異動が多い時期だと思います。
カトリック教会の神父様も、春に異動されることが多いです。
年度替わりというわけでは無く、春はカトリック教会の中では、一番大切にしているご復活祭(イースター)があり、それは年ごとに移動しますが、春のこの時期にあてはまるからです。
日取りの決め方は、春分の日以降に迎える最初の満月の週の日曜日です。
今年は、4月16日(土)の夜に復活徹夜祭がありますが、私は例年日曜日のお昼のごミサに参加します。
そしてその後の久しぶりの家族そろってのお食事会を、今から楽しみにしています。
信者の子供たちが、聖堂の入り口でゆで卵を可愛いくラッピングしたものを、配ってくれます。
チョコレートメーカーはこの時期、愛らしいウサギや卵をかたどったチョコレートを売り出しますが、ウサギは多産の象徴で繁栄を意味するし、卵は生命を意味します。
関東にいたころは、神父様と言えばでっぷり太ってよく食べよく飲み、快活な方が多かった印象ですが、なぜか関西で私の接する神父様は、ほっそりして、静かで知的な神父様が多いです。
たまたまでしょうが、関東にいたころは、我が家に食事に来られることもありますし、家族連れで質素な食堂に御一緒したこともありましたが、こちらに帰って来てからは、一切そういうことは無くなってしまいました。
今年は所属教会の神父様も、移動されますが、ほとんど深く個人的なお話をすることも無く、こんにちは さようなら で終わってしまったのは残念なことだと思います。
まあしかし、コロナ中で入堂制限しているので、それも仕方がないことかもしれません。