早いもので、9/28をもって伊丹市においては予定通り、新型コロナワクチンの医療機関における個別接種は終了しました。
当院も当初より協力医療機関として登録し、事故もなく無事終了できたことを嬉しく思っています。
何より誇りに思っていることは、一回分の無駄もなく、廃棄0本だったことです。
配布されるワクチン1バイアルから6回分(6人分)の注射を用意しますが、政府に報告する廃棄というのは、1バイアルを開封して1回分でも使用したら廃棄に当たらないということになっています。
しかし宮の前眼科では、1バイアルはもとより注射1本分も無駄にしなかったことにあります。
突然のキャンセルの場合、市の予約センターでは間に合わないことがありますが、その際には職員たちが、自分の知人や来院している患者さんに声をかけ何とか無駄にしないようにと努力してくれました。
ワクチンに反対の方もおられることは承知していますが、何であれ任された仕事は、責任をもって希望している方に届けたいという熱意があってこそと感じました。
協力してくれた職員や、突然の申し出に応えてくださった方々に感謝します。
伊丹市においては、集団接種が主体となるというお知らせが届いた際、伊丹市は接種状況に鑑みて国からのワクチン配布量が今後減少し、集団接種の方が廃棄が少なく、無駄がないためとの理由でした。
その後、最近になって、医療機関での個別接種の再開に対して、希望医療機関を募集するFAXが届きました。
それによりますと、15医療機関ほど募集し、要件は遅い時間での接種ができること 子供への接種が可能であること 1週間にある程度まとまった回数のワクチン接種ができること となっていました。
どの要件も私達にとっては、難しいものではないのですが、多数の場合はくじ引きということですから、医療機関は充分足りてきたようです。
ですから当初の予定通り、宮の前眼科での接種は終了したいと思います。
事情が変わってまた以前のように、多くの医療機関の協力が必要とされましたら、もちろん参加致します。
今までのご協力有難うございました。