今冬の季節性インフルエンザワクチンの供給予定量と新型コロナワクチン接種との接種間隔についての広報が、日本医師会から発表されました。
それによりますと、今年は去年よりインフルエンザワクチンの供給予定量は減る見込みで、2567万本~2792万本とのこと。
去年は3342万本と特に供給量が多かったということで、今年の予定量は例年通りとのことです。
ただ接種開始の10月の供給量が少なく、11月~12月は増える見込みとのことですから、例年よりは後ろにずれるようです。
早く打ちたいという方への情報提供が必要で、特に小児(13歳未満)は、2回接種が推奨されているため、インフルエンザワクチンを打つ予定がある場合、予約の組み立てが必要とのことです。
また新型コロナウイルスワクチンは、他のワクチンと前後2週間接種間隔をあける必要があるため、インフルエンザワクチンを打つ予定がある場合は、特に注意が必要です。
米国疾病予防管理センター(CDC)は、以前は他のワクチンと前後2週間の接種間隔をとることが推奨されていましたが、現在は変更され、新型コロナウイルスワクチンは、他のワクチンの接種タイミングと関係なく接種することが可能とされているようです。
そのことを受け、釜泡常任理事は、日本でも今後変更の可能性はあるが、9/1の定例会見の時点では、他のワクチンとの接種間隔は2週間必要であることに注意が必要と答えたとのことです。
念のためですが、宮の前眼科では緊急事態へのご協力ということで、新型コロナウイルスワクチンは接種していますが、インフルエンザワクチン接種は行っていませんので、ご承知おき下さい。
そろそろ伊丹市の場合、新型コロナウイルスワクチン接種の山場は越えたと行政担当の方から報告がありました。
受けたくない人に強制する必要はありませんが、受けたい人が迅速に受けることができたとすれば、良かったと思います。