今日は何の日か知ってる?
と突然患者さんに聞かれたのは、12/21。
皆さんご存知ですか?
私は、とっさには思いつかず、何だろう?
去年派手にこけた日も今頃だったと、患者さんが知るはずもないことをうっすら考えていると、三日経ったらわかる と謎めいたことを言われます。
ますますわからない。
で教えてもらったところ、冬至。
そういえばそうだったと思い出しましたが、なぜ三日経ったらわかるのかと尋ねると、誰でも三日経つと、日が長くなったことに気付くからと、東北の物理学の先生に教えられたと言われます。
でも三日ぐらいでわかるのかなと思いましたし、本当にそんな諺 あったかしらと調べてみると、残念ながら三日ではなく十日でしたが、確かにそういう諺はあるようです。
十日も経つと、日が長くなったことが実感できると、昔の人も感じたということは力づけられます。
眼科の外来のように、一日中薄暗いところにいると、自然の営みには鈍感になりますが、これから着実に昼間の時間が長くなると思うと、うれしい気持ちが湧いてきます。
早く、コロナウイルスの影響が去り、正々堂々と会食などで、旧交が温められる日が来るといいなと思います。