だいぶ前に、この話題を書いた覚えがあるのですが、最近術後の注意事項は看護師さんが説明してくれるので、直接患者さんから相談されることもなく、なんだか懐かしい気分でした。
以前は、1週間は、お酒をやめ、たばこは一生中止するのがいいと言っていましたが、今は皆さん、どうされているでしょう。
正統派の答えは、おそらく今でも一週間は、嗜好品を中止するということでしょうが、実際手術当日は、慣れない手術室に入った経験から、気疲れしてお酒やたばこを吸う気分でもなく、就寝ということだと思います。
数日すると、その状況に慣れ、普段の生活に戻っていくことでしょう。
そうなると、わざわざ聞くこともなく、ビールを一杯。ちょっとたばこを一服。となりまさしく普段の生活に戻っていく。
これはある意味、とても自然なことのように思います。
一日たりとも、嗜好品を中止できないということは、やはり普通ではないと思いますが、そう意識しないでも、自然と人間の体は、自分の肉体の変化を宥めるようになっていると思います。
余談ですが、嗜好品の中には、甘い食べ物は入らないのかなといつも思います。
ある意味、砂糖というのも、中毒性のある嗜好品のように思いますが、お酒やたばこに比べ、市民権を得ているように思います。
私にとって嗜好品というのは、何なのかと考えてみましたが、食べ物の中には、ないように思います。
たばこは生まれて一度も吸ったことは無いし、お酒は飲めますが、必要がなければ特に飲まなくてもいい。
甘いものはそこまで好きでもないし、お肉は好きと言っても、満腹の時にさらに食べたいと思わない。
こう書くと何だかつまらないですね。
だとすると、命が短くなってもいいからたばこやお酒を飲みたい 糖尿病が悪化してもいいからケーキを食べたいと思えるのは、あまり大きな声では言えないですが、幸せなことかもしれないですね。