テディベアのぬいぐるみは、愛らしい子熊としてとても人気がありますね。
命名の由来は、ルーズベルト大統領が熊狩りに出かけた時に、愛らしい子熊を見つけて撃つことができずに、森に逃がしたという逸話から、大統領の名前のテオドールからとって、テディベアと名付けられたと聞いたことがあります。
でもよく考えたら、結局は熊なので、人間から見たら恐ろしい動物なのに、人気のキャラクターになれるのは、赤ちゃん熊で愛らしいしぐさが想像できるからでしょう。
熊に限らず、人間の赤ちゃんはもちろんのこと、犬や猫でも赤ちゃんの間は、サイズも小さくてとても愛らしい。
でもご当地キャラクターの着ぐるみ、ある意味ディズニーランドにいるミッキーやミニーちゃんですら、あまりに大きすぎると不気味な気がします。
現に子供たちが小さい時、ディズニーランドでわざわざ近づいてきてくれたミニーちゃんに、恐れをなしていたことを思い出します。
以前読んだ本に、人間の大きさが今ぐらいであることは、ちゃんと理由があって、地球の引力や、地上の温度が決めた形だと書かれていました。
もしこの形のまま、身長が2倍になると、表面積が4倍になり、体積が8倍、体重も8倍。
それに耐えうる骨や足の太さも必要となり、今とは全然違う形になるということです。
私たちクリスチャンは、神の似姿が人の形と思いはしますが、この学者の先生の分析では、人間のこの形というのは、広大な宇宙の中の地球という星で知恵ある生き物として存在できる唯一の形で、全てのものには、分相応の大きさというものがあり、人間も自然の中で、分相応に生きることが人類の存亡を決めることになるでしょうとエッセイを締めくくられていました。
もう何年も前に読んだ一説ですが、ウイルスの脅威にさらされている今、よく肝に銘じようと思います。