今年の3月のお仕事帰りの友は宵の明星。
医院から家は西の方角にあるので、運転しながら綺麗に明るく輝く星を見ながら、帰ることができます。
あまり遅くなると見えないのですが、まだ夜の7時台なら見ることができます。
というのは、3月から4月中は日没からしばらくしてもまだ高度があるので、家に帰りつくころでもまだしっかり西の空に輝いているのを見ることができるからです。
街の明かりがあっても、西の空を見たら簡単にみつけることができます。
ご存知かもしれませんが、宵の明星は金星のことです。またの名を一番星。
金星は、地球と同じ惑星で地球よりも太陽に近い位置にあるということは、地球から見ていつも太陽側にあるので、夜になるとみることができないし、昼は明るくて見られない。
ということで、明けの明星 宵の明星 といわれるように、ちょうど夜が明ける頃か夕暮れ時にはっきり見えることになるわけです。
明けの明星が見えるのは明け方東の空ということになりますが、今年は7月頃から来年の2月頃だとして、夏は夜明けが早いから、早起きしないといけないし、冬は寒い。
早起きはいつもしているけれど、金星を見るためにぼ~と東の空を見ているほど暇でもない。
と身も蓋もないことですが、今のこの時期、仕事帰りにホッとしながら、車の窓から眺める宵の明星がお気に入りです。