先週末、所用があって久しぶりに東京に行ったのですが、東向きの高層階の窓から朝陽がグングン昇って行くさまを眺めていて、この地球はかなりのスピードで自転していることを実感しました。
自宅にいると、のんびり朝陽を眺めるなんてことはありませんし、私はどちらかというと水平線に沈んでいく水際の夕陽を見るほうが好きです。
でも日の出も美しいものですね。
若いときは、夕陽に心を鎮め、年をとると朝陽に希望を持つ。
この話を人にすると、逆じゃない?と言われてしまいました。
人生が短くなるにつれ、なすべきことがはっきりしてくるので、無駄な焦りが減るような気がします。
子どもたちを含め、若い人たちは残された人生を生ききる旅路を思うと大変そうで、かえって気の毒に思ってしまいます。
今のところ、いつも自分の年齢より若くなりたいと思ったことはないのですが、できたら最後までそうありたいなと思っています。