最近、このブログを読んで頂いている方が増えてきて、書いてきて良かったなぁと思うこの頃です。私はあまり文章を書いたりするのが得意ではないので病気のことばかりたくさん書いてきましたが、ちょっと今日は雑感を述べようかなと思います。
自分の目のことで思うこと、一つは飛蚊症です。飛蚊症は年齢によって出てきたりもありますが、実は近視が強いと若くても出てきます。僕が初めて自覚したのは確か小学校5年生でした。ある日、青空を見上げていたら、何かアメーバとかアオミドロ(理科の授業で習った微生物です)みたいなものがたくさん視界に見えることに気がついたのが初めです。案外のんきな性格なのか、「なんかよく分かんないけど、ま、気にすることはないやろ〜」と思いました。かれこれそれから○十年以上が経過してますが、眼科医になってからは、これが飛蚊症か〜、一度は自分も眼底検査してもらわないとかなぁ、と思いつつ、結局診察を受けたことは恥ずかしながらありません。診察してると飛蚊症で受診される方は多くいらっしゃって、でも僕みたいに全然気にならない人もいれば、気になって仕方ない人もいます。本当に人って色々だなぁとしみじみ感じたりしています。あと全然目の話とは関係ないですが、かなり昔に自分は決して背が高くはなく、むしろ低いことに劣等感を抱いていた時期がありました。でもこれも「きにしても背は伸びないしな(笑)」と考えるようになりました。
すべてのことに当てはまる訳ではないですが、プラス思考というやつで、何でもうまいこと受け止めてあまり悩みすぎないことは大切なのでは…と私は思っています。眼科に来られる方も悩みの程度も様々ですので一概には解決できないことも多いですが、宮の前に来られた方々少しでも気持ちが軽くなって、前向きになってもらえるようにこれからも頑張らねばと思っています。