貴院を受診する前、〇大学病院を受診したのですが、手術の説明が患者の気持ちを全く考えない説明で、とても不安に思いました。教授は全く事務的な説明、準教授は、目をのぞいて「ふ~ん、なるほど、そうか」と言っただけで、ほとんど説明なしでした。こちらが不安に思ったことに丁寧に答えていこうという姿勢が全くありませんでした。それでネットで必死になって探して見つけました。
鄭先生の説明は本当に丁寧で、その説明を聞いてここで手術しようと決めました。医者は医療的な技術だけでなく、患者の不安を解きほぐす説明の技術も必要だとつくづく思いました。鄭先生の説明の2, 3日後に、〇大学病院からベッドがあいた旨、連絡があったのですが、 もう手術を受ける気はなくて断りました。
手術は、やはり目を開けたままなのでかなり怖いし、けっこう痛かったです。手術後、なかなか見えるようにならなくて、手術前にいただいた説明書にもそのように書いてはあったのですが、やはり不安で、鄭先生に何度もメールを送り、その度に丁寧なお返事をいただき、本当に助かりました。このやり取りが不安にさいなまれる自分を支えてくれた気がします。
手術前は視力がどんどん落ち、これは年のせいだとあきらめていました。免許の書き換えの時の目の検査も勘でなんとかパスしたような状態でした。
左目の白内障手術、右目の黄斑上膜の手術を受け、今は眼鏡をかけなくてもくっきりと世界が見えます。目が見えるというのはこんなにも幸せなことかとしみじみ思います。本当にありがとうございました。