数年前に網膜剥離で入院し手術を受けました。そのときは10日間程入院が必要でした。今回、違う場所に網膜剥離が起こり、日帰り硝子体手術を受けました。
鄭先生は、眼の状態や手術の内容の説明も丁寧で、安心してお任せできました。日帰りで手術ができることにも驚きました。メールでの質問にもタイムリーにお返事を下さり、手術の前も後も不安なく過ごすことができました。手術のときのことは、実はあまり覚えていません。手術中に何度か声をかけていただいた気はしますが、いつの間にか終わっていました。手術中は、私の好きなバッハのピアノ曲が頭の中で聞こえていました。
ただひとつ、問題があったとすれば、手術した眼が想像以上によくなり、左右の視力の差が大きくなってしまったことです。手術前に説明をお聞きしてはいたのですが、思った以上でした。コンタクトレンズであれば問題は無いのですが、眼鏡の場合、左右の度数の差が大きいと、見える大きさが左右で異なってしまうので、なかなか合う眼鏡が作れません。老舗の技術の高い眼鏡屋さんに相談したら、わざと左右の視力をアンバランスにして、近いものを見るときと遠いものを見るときで、使い分けている人もいるとのことで、眼鏡を作る必要は無いのでは?と言われました。そんなわけで、今は、日常生活は、特に不自由なく眼鏡無しで過ごしています。手術を受けられる方は、手術後の視力のことを、お考えになった方がいいかと思いました。
今回の手術では、鄭先生やスタッフの方に、心より感謝しています。