鄭先生のところにお伺いするまでに、3つの病院で-うち2つは大学病院でしたが-診察を受けてきました。そのいずれの病院でも、硝子体の混濁は加齢による自然現象であること、どうしても手術したいならアメリカならやってくれるだろうが200万円ぐらいかかること、などといわれ、それでも見え難いことを伝えると、まず精神科で診てもらいます、とまで言われました。それなのに、次回は一ヵ月後に様子を見せて下さいとも言われるのです。仕事を休み、診察まで長い時間またされ、そのあげく、自然現象だから気にしないようにといわれ、毎回落胆して帰る日々でした。余りに見え難いため、一時は仕事を辞めることまで考えたものです。
インターネットで鄭先生のホームページに辿り着かなければと思うとぞっとします。インターネットで飛蚊症を検索すると、かつてのわたし同様に、大変見えづらい思いをしている方が少なからずおられるように思います。医学のことは全くの素人です。しかしながら、いくら老化現象だからといっても、人それぞれ症状の重さは異なるはずです。今後は、今よりもっと飛蚊症や硝子体混濁に有効な治療や手術が行われることを願わずにはいられません。わたしは、先生に手術をして頂くことで、目だけでなく、精神的にも楽になりました。酷い飛蚊症のため、心も傷ついている多くの方のためにも、これからも鄭先生に診療を宜しくお願いする次第です。